くまのポーランド生活

ポーランドでどんな生活してるの?
こんな生活してます。

トイレ事情~ぷしぇみしるの駅トイレ

2007-10-01 00:23:22 | おでかけ
  

私は電車に乗って出かける度に駅のトイレを利用します。
通常は、トイレの入り口で1.5zl~を払って(出る時に払うこともあり)
普通にトイレを使用して帰ってくるのですが、今回、ぷしぇみしる駅のトイレでは、
思いがけない経験をしました。

まず、ちょっと長めの階段で地下に降りて行くと、通常は入り口にお金を集める
おばさんがいるのに、この駅ではずっと奥に小さな部屋があってそこにおばさんはいました。

料金表示が見つからなかったのでおばさんに”いくらですか?”と聞いてみたら、
ガンガン叫ぶような口調で”1.5zl~”と言いました。

その後もおばさんは何やら叫んでいますが、何を喋っているのか分からなかったので、
私はトイレの個室に行きました。
この個室、むか~しの小学校の木造校舎のトイレの個室を思い出させるような感じです。

ドアは薄っぺらい木製、鍵も金属性のただ上からかけるだけの鍵のタイプ。
水洗ではありましたが、結構古い。
小学時代に戻った感じがしました。

そして、次の瞬間、おばさんが叫んでいた理由が分かりました。
個室にはトイレットペーパーがなかったのでした。
一旦個室をでて、おばさんのところに行くと机に紙質の悪いタイプの
トイレットペーパーが置いてある。

持って行くんだなと思って丸ごと持って行こうとしたら、おばさんまた叫びだした。
”分かった、分かった、使用分だけね。”と思って2回くらい引っ張ったら、
またおばさん叫びだし、多分”ダメダメ、そんなに持っていっちゃ!”って
言ったのだと思います。
そして彼女は私にミシン目でいったら3つ目くらいの長さに切って私に渡しました。

私は、”え~!これだけ?”って思ったのですが、言い返せない、、、、。
おばさん、まだ叫んでいる。何を叫んでいるのだろうか?
”さっさと行け!”とでもいっていたのかな?
仕方がないのでたまたま持参していたティッシュも使用しました。

トイレの清潔度はいまいちでした。
まあ、ポーランドの公衆トイレでキレイはあまり期待出来ませんから、慣れましたが
おばさんに叫び続けられたのは初めてでした。

おばさんと言えば、ザコパネのレストランで入ったトイレにもおばさんがいて、
通常レストランの客はお金は払わなくていいはずなのですが、私にそのおばさんは
”お金を払え”と言っていた様子だったので
その時に持っていた小銭全部(1.5zl~以下だった)をおばさんに渡したのでした。

その時に思った事、ポーランド語がちゃんと話せたら説明(会話)が出来たのにと、、、しゅん。






下の写真は”グダンスク オリバ駅”の公衆トイレ。
ここのトイレはキレイな方です。
入る前にペーパーを忘れずに!



(ちょっとひとこと1) 
ポーランドのトイレットペーパーの紙質は数種類あります。
上の写真はあるレストランで撮った紙質が悪いタイプ、グレーっぽくてガサガサします。
いいものでも日本のいいものとは比べ物になりません。  

(ちょっとひとこと2) 
ポーランドの救急病院で入ったトイレはペーパーもなければ、電気も点きませんでした。
たまたまその日だけだったのか不明ですが、この状態で、もし検査かなんかで
採尿しろといわれた暁には、暗くて採尿出来ないと思ってしまった、私。

(ちょっとひとこと3) 
電車内のトイレは決してキレイとは言えず、私は座る気になりません。
しかもかなり揺れるし、、。
どうやってうまくトイレしたらいいかいつも悩めるところです。

電車のトイレは昔なつかし日本の特急電車のように使用後ペダルを足で押すと
上から線路が見えます。