私はGIVIのトップケースとパニアケースを持っています。
トップケースには、ハイマウントストップランプが付いてるんですが、最近毎年球切れしてます。
これは別にGIVIの品質の問題ではなく、私の半田付けの施工が悪いからなんですが…
修理前の状態
左右6個づつ電球が付いてるのですが、左側の2つが点灯してません。
そう言うわけで、ケースを分解します。
ケースの分解に使う工具はプラスドライバーだけで、外すネジは2本だけです。
ネジを外し、勘合部分を丁寧に外すと、ストップランプの球が見えます。
反射板の後ろから、電球が付いている基盤を外します。
この基盤を万力に挟んで固定します。
交換用の球は、家に在庫が有りました。
点灯しない球のうち一つは断線で、もう一つは半田付けの接触不良でした。
断線しているものは球を交換し、接触不良のところは半田付けをやり直しました。
修理完了したので、完成検査です。
全て点灯しました。
今回は半田付けをかなり丁寧にやったので、もう当分点灯しなくなることはないでしょう。
そして次はパニアケースです。
パニアケースには、バイクの色に合わせてオレンジのカッティングシートを貼ってるんですが、持ち運びでコツンと当てたりして、一部がめくれてしまってました。
面倒ですが、傷が入ってしまったカッティングシートを剥がして貼り替えます。
下の写真でカッティングシートの継ぎ目が見えますが、この継ぎ目を跨いで傷が入っているので、面倒ですが、両方のカッティングシートを剥がします。
カッティングシートを剥がして、新しいのを1枚貼ったところです。
曲面に貼るのはなかなか難しいです。ドライヤーで暖めて伸ばしながら貼るなんて技も有るそうですが、ド素人の私には無理です。
私はシートを伸ばすのではなく、シートが寄ってシワになるところにドライヤーを当て、シートの熱収縮でシワを消しました。
2枚目も貼って完成です。
パッと見はきれいになりました。
ところで、このカッティングシートは近所のホームセンターで1m400円で買ってきた物なんですが、なかなか優れたコスパだと思いませんか。
これで今年の北海道ツーリングもルンルンになるハズです。
それにしても素晴らしい技術ですね!
私には、こういった電気回路を自作したり、カッティングシートを使ったペイント(で良いんでしょうか?)といったスキルが無いので、とてもうらやましいです。
とくにサイドケースの塗装は考えたりもしましたが、なかなか踏み切れず…。
先ほど張り替えた携帯の保護フィルムすら張り直し等々で1枚ダメにしたほどなので、そのスキルがうらやましすぎます!!
リアの球切れ…意外と多いんですね。
私も以前は半田付けは、圧着などよりいいかと信じて
いました。が…バイクは振動が多いので、振動によって
割れてしまうことが発覚(゚Д゚)
対策としては、ホットボンドみたいに樹脂っぽいものを
回りに流し込むことで対策しています。
回路の分岐は…半田付けより圧着に軍配を上げたいと
ころですが…先日そこも(グリップヒーター)接触不良で
とほほになっていました。
電源回りは…難しいですね。
カッティングシートは素晴らしいですね。
傷ついても張り替えてOKなんて夢のようです。
お安くできるとは…凄いです。
曲面に貼り付けるとは…思いつきもしませんですよ。
私の半田付けの腕は、中学生の時に授業でラジオを作った時から特に進化していないので、これくらいの工作は誰でもできますよ。
電気回路なんか作れないですよ。
[武]さん
今まで頻繁に球切れしてたのは、半田付け時の球の角度調整がイマイチだったので、配線に負荷が掛かっていたようです。
今回は卓上万力を調達して作業性がよくなったので、電球の角度をしっかり合わせる事ができました。
これで今年は球切れしなかったらいいな…と思ってます。
カッティングシートを平面に貼るシチュエーションは実はレアケースかもしれません。
パニアケースは曲面なので、シートは場所ごとに小分けに貼っているので、継ぎはぎだらけです。
ですので、近くで見ると結構ビミョーです。
でも安いからいいです。