先日GGでプレイしていたらオープニングロールから4回連続相手と同じダイスが出る、という怪奇現象が起きました。
しかもムーブまで全く一緒。
この現象が起きる頻度はおよそ10万回に1回です(ムーブまで一緒になる確率はそれ以下)。すごいですね
さて今日のポジションはこちらです。
しかもムーブまで全く一緒。
この現象が起きる頻度はおよそ10万回に1回です(ムーブまで一緒になる確率はそれ以下)。すごいですね
さて今日のポジションはこちらです。
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XGID=--aaB-C-D---bDb--c-cBba---:0:0:1:65:0:0:0:7:10 | ||||
to play 65 |
eXtreme Gammon Version: 2.10
A 8/3* 8/2*
B 13/7 8/3*
2Pも3Pも打ち返されたら大きく戻されるのは同じだが、2Pは8Pからのプライムを構成せず価値が低いうえ、黒が22Pをカバーする目と2がかぶらないので、打ち合いでは白が一方的に損をする。
13/7 8/3*であれば、両方のブロットを打たれる通り数こそ1通り多いが(Aの32,23,11に対しBは34,43,35,53の4通り)、1枚だけ打たれる通り数なら、片方はインダイレクトだからずっと少ない。
形およびリスクの両方がBを支持する。13/7 8/3*
解析を見てもどうしてこれが最善なのかわからず、出題した次第です。
このポジションから実際に何ゲームからプレイしてわかったことはダブルヒットすると2Pから8Pまでをプライムとしてつなげることはできないために結局ブリッツ気味のゲーム展開になることです。逆に13/7,8/3*は3Pから8Pにかけてのきれいなプライムが構成できます。
また13/7,8/3*は相手の5や3の目がデュプリケートしていることも利点です。
※ちなみにショット数はどちらも21通りです(Yさん、1枚打たれる通り数は1つ少ないだけじゃないでしょうか)
しかしこの説明でも僕はまだ納得できません。なぜならダブルヒットは相手の駒を一枚多くヒットしています。このメリットは僕の感覚では明らかに上記の二つの理由より大きいと思います。相手が次に6や4の目を振ったとき、1枚はエンターできないことは大きなゲインではないでしょうか。
結局自分では納得できないままになっております。
このポジションはもう少し掘り下げて考えることにします。
以下解析結果です。
1. XG Roller++ 13/7 8/3* eq:+0.305
Player: 55.59% (G:17.71% B:0.67%)
Opponent: 44.41% (G:9.57% B:0.35%)
2. XG Roller++ 8/3* 8/2* eq:+0.252 (-0.052)
Player: 54.07% (G:20.05% B:0.74%)
Opponent: 45.93% (G:10.69% B:0.41%)
3. XG Roller++ 13/2* eq:+0.197 (-0.108)
Player: 53.45% (G:15.09% B:0.45%)
Opponent: 46.55% (G:8.23% B:0.29%)
eXtreme Gammon Version: 2.10, MET: Kazaross XG2
お名前からはどなたかわからないのですが
もしかして以前お会いしたことはありますか?
このゲインの大きさは、きちんとギャモン率の高さに現れています。ダブルヒットで勝つ場合の37%がギャモン勝ちです(20.05/54.07)。しかし13/7 8/3*の場合の32%も結構高いと私は思いました。ダブルヒット→ギャモン勝ちというのは連想しやすいですが、13/7 8/3*のギャモン率の意外な高さが、違和感の原因のひとつじゃないかと推定します。
A = 8/3* 8/2*
B = 13/7 8/3*
として、プライム戦略として強いのがBなのは当たり前だけど、じゃあブリッツ戦略として強いのがAなのかというと単純にそうともいえない。根拠は、ブリッツの強さを決める要素のひとつにアタッカーの数があって、その点に関して言えばB > Aだから。これを考えると、ブリッツとしての強さでA,Bにそれほど差はなくてもおかしくない気がする。
もちろん最初はそんなこと考えてないけど!