デビューだよん、デビューだよん。
記者さんだよ。記者~。
うれしいな・・・ブログ記者とでも言って置こうかな・・・
ブログ記者「木蓮」なーんちゃって。
っていうのも、
閻魔が、オイラの使っているパソコンのディスプレイの電源が固まっちゃって・・・とかなんとかで、ディスプレイと格闘してたもんだから、せっかく南アルプス市の
臼太鼓工房にテレビ記者(NHK甲府放送局)が来てるっていうのに、行かないって言うんだもん。
「え~?行かないの?」
「だって、やることあるし、このまま放置できねぇだろ(ディスプレイ)」
「え~っ・・・」
「え~っ!ってオメェ行きたいのか?」
「うん」
「はぁ?・・・ま、ネタにしたいんだろ(ブログ)?!近いし、行ってくれば」
「うん!」
うきうきで、得意の携帯電話のカメラ持参で・・・と車にエンジンかけてたら、2階から「待てぇ!」
「え?絶対素直に行かせないよね、閻魔って」
と嫌そうな顔をしてたら、案の定、デジカメを渡すんだ。
オイラ、自分の携帯カメラ以外は、絶対だめ。機械音痴なんだもん。
怖いんだもん。壊しそうで。
「え?何も言わないって言うのが約束じゃん。なんで呼び止める?」
「いやあ、どうせ行くならさ・・・」
「だから、いろいろ言うなら行かないって言ったじゃん」
「いろいろ言ってねぇじゃん。ただこれを(デジカメ)持っていけだけじゃん」
「・・・(怒)」
「でさ、このデジカメはね・・・」
ほーら始まったよ。説明が。これだから嫌だ。
機械音痴だっていうのは百も承知なのにさ。何でもカシャカシャ撮ってこいって言う割りに、あとで、「あー、使えん」とぶつぶつ言うんだ。スゲー性格悪。
嫌だけど、閻魔のデジカメも持って出かけたら、すでに打ち合わせが始まっていた。
昇仙峡ロープウェイの副社長さんもすでに来てた。(電話くれたのが副社長だから)
「お久しぶりです。」とご挨拶して、久しくお会いしてないので、またお店のほうにも来てくださいね!といったら笑ってた。
いかにもいかにも・・・
でしょでしょ。
中継で、人を撮影することには慣れていても、こうやって逆取材みたいに撮られてるっていうのはこれいかに???
と、心の中でほくそえんでみたが、彼らはリハで頭いっぱい。
オイラのことなんてお構いなしって感じだった。(ぐすん)
今回はカメラマンさんが自分で実況もするので、一人二役。
カメラ持ってないと、なんとも怪しい人のような、
情けないような・・・(ごめんなさい)
ショップの中を、少々移動するNHKスタッフ。
市川三郷町から
太鼓判を実際彫っている彫師さんが、仕事途中の
太鼓判をもってやってきた。どうやらこの人にもインタビューするらしい。なにやらゴニョゴニョと打ち合わせの模様。
今実際に彫っているのは「山梨園芸高校」の
太鼓判なんだって。
篆刻なんだけど、あの鏡文字っていうやつ?!すごいの。
高校のとき、トレーシングペーパーに書いて、それを裏っかえしにして、鏡文字を書いたけど、あのときの苦労を今思い出しても、肩がこる・・・
油性のペンで「山梨園芸高校」って書いてあるんだけど、実にうまい。左右対称。
これをサラッて書けるなんて・・・
ひたすら尊敬。
でもね、本業は印鑑だから、こういう大きいのをやるのはまた違って大変なんだって。勝手が違うってやつ?!
これでやっぱりなんだかんだ言っても3,4日はかかるみたい。
手でだからね・・・かかるよ、それくらい。と思った。
出来上がるとこんな感じ。
結構小さく見えるんだけど、これを小学高学年の女の子が1人で持ち上げるには、ちと重たくって、(リハで本物の太鼓の裏に印鑑になっているものがあった)急遽、2人で持ち上げるようにと言われてた。
結構重量があるんだよね。見た目より。
もともと太鼓をやっていたので(雨鳴太鼓とか言ってたようだ)、そこの子供たちにも協力願って、
ショップの前で演奏を披露するという手はずになったようだ。
そのリハがこれ。
和太鼓の演奏ってあまり間近で聴いたことがなかったので、
あのなんともいえない太鼓の響き。腹にズン!とくる独特な響きというものを体感できて、ちょっとうれしかった。
中では、最終チェックという形で代表の秋山さんも衣装に着替えて、話の内容のチェックなどで大変そう。
よく、話できるよな・・・テレビに向かって。
だって、生放送で一発勝負なのに。
オイラ??声が上ずっちゃって、声が裏返っちゃったりして、話なんてすっとんでそうだよ・・・よかったオイラじゃなくって。(小心者炸裂)
日も傾いて、本番まであと1時間となった風景。
子供たちも演奏の段取りだのの打ち合わせで、指導員の下に集合。
NHKの取材班も入念にカメラワーク、音声チェックなどやってた。
報道ってこんなんなんだ・・・ちょっと放送する側を垣間見た昨日の出来事でした。
ちなみに放送は昨日(10/10)の午後6時25分。
NHK甲府放送局の生中継ということで、山梨県内にしか放送されませんでした。(チャンチャン)