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ガーネット・ゲット

2010-05-16 | 鉱物部

二日目の朝。

 

いつものキャンプなら、

早めに起きても、

テントでぐずぐずしてたり、

焚き火を起こして、のんびりコーヒーを入れたりしてるのだけれど、

 

今回は比較的すばやく行動開始。

 

ささっと朝食を済ませ、

シュラフをたたみ、

テントをたたみ、

荷物を積み込み、

キャンプ場を後に。

 

8時半ごろから、

昨日の雨竜山に登りはじめる。

 

昨日何も手がかりがなく、

今日は、資料を読み直し、

山頂へ上ることにした。

 

途中までは昨日歩いていた道。

その先から、急に地質が変わっていた。

(昨日は知る由もなし)

 

ふだん人が出入りしていないであろう、

落ち葉で滑りやすい道になっていた。

 

半信半疑で、

頂上目指して歩いた。

 

途中には、

お堂があったりしたが、

人気はなく、

寂しい感じのする山道だった。

 

やっと、山頂に出た。

草が茂っていて、

熊ン蜂みたいな大きな蜂がたくさんいて、

ワタシタチは彼らをシゲキしないように

山頂付近を見渡した。

 

地面が余り露出してないので、

資料にあったように山頂で石が観察できるとは思えなかった。

 

蜂に行く手をさえぎられ、

隊員Bも逃げ腰で、『早く下りようよ~』と叫んでいる。

 

しかたなく、下山方面に気持ちが向きかけたとき、

隊長が、

地面から、

何かを拾った。

 

『これじゃないか?』

 

指先を見ると、

赤黒い粒のようなものをつまんでいる。

 

よく見ると、

ガーネットのようだ。

 

『すご~い!』

 

その辺りに、

同じような粒が、

落ちてるというか、埋まってるというか、

何個か

見つけることが出来た。

 

そして、

興奮気味のワタシ達と関係なく、

まだ逃げ腰で、『早く下りようよ~』と叫んでいる、隊員B。

 

やはりしかたなく

下りようとしていると、

1m程下がったところにも

コロコロと

ガーネットは埋まっていた。

 

そこまでは、蜂が来なかったので

隊員Bも少し落ち着きを取り戻し、

しばし一緒にガーネットを探したのである。

 

下山途中で、

ワタシ達は、

目的のガーネットを手にした余裕からか、

山道の石をながめて、

ガーネットが含まれていないかどうか観察することも出来た。

 

そう思ってみると、

登りで気づかなかったが至る所にガーネットが含まれていた。

 

人為的に崖が傷つけられているところもあった。

ひどいな~と感慨にふけった。

かと思うと、 

下山途中、11時半を示すサイレンの音が聞こえて、

充実感とともに、

キモチは

讃岐うどん(昼食)に向かっていったのであった。

 

うどん、

おいしかった。

すごく、

おいしかった。

“津田の松原”の道の駅のうどん屋さん。

セルフで、すごく安くて、でもおいしい。

ワタシの中で、讃岐うどんの常識が覆された。

今まで食べてた讃岐うどんのは何だったのだろう。

 

また、いつか、

ここで食べたいと思った。

それまで、おじちゃん、

値上げせずに

がんばってね。

(店内に、うちは値上げせずにがんばります!と書いてあった)

 

こんなステキな思い出の詰まった、四国の一泊二日、

まったく観光もしていない、石だけのための

ピストン行程だけど

 

癖になりそう。

 

で、

帰ってから

洗ってあげた、

かわいいガーネットは

こちら

 


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