『あの時、バスは止まっていた 高知「白バイ衝突死」の闇』本日出版!
出版の原点が22日再放送!
昨夜20:17、KSB瀬戸内海放送の公式ページに「高知白バイ衝突死⑲ 深まる証拠の疑惑」と題してビデオがアップされました。
さっそく拝見しました。シリーズが開始され、すでに2年を超えました。誰もマネすることができないこれぞジャーナリスト、立派な仕事ぷリです。
このように継続的に事件を追い続けている報道がかつてあったでしょうか。経営面において首根っこを掴まれ、おまけに権力のポチとなり果ててしまったニッポンのマスコミ業界です。政権が代わっても従前の態度を取り続けているマスコミの中にあって、ひたすらジャーナリズム精神を発揮して真相解明に取り組んでいるのがKSB瀬戸内海放送です。ポチたちの中で、異彩を放っています。
◆ 「シリーズ・高知白バイ衝突死」の一覧 --> http://www.ksb.co.jp/newsweb/indextable.asp?tid=4&sid=7
2009/11/16 高知白バイ衝突死⑲ 深まる証拠の疑惑
2009/05/27 高知白バイ衝突死⑱ 新たな幕開け 国賠訴訟始まる
2009/05/12 高知白バイ衝突死⑰ カギは証拠写真・・・国賠訴訟の行方
2009/03/04 高知白バイ衝突死⑯ ねつ造疑惑 再不起訴と国賠提訴
2009/02/04 高知白バイ衝突死⑮ 検察審査会「証拠ねつ造再捜査を」
2008/12/01 高知白バイ衝突死⑭ 残された家族と収監という現実
2008/11/13 高知白バイ衝突死⑬ 無実訴え刑務所へ…収監の日に密着
2008/10/20 高知白バイ衝突死⑫ 元運転手、収監までの日々
2008/08/25 高知白バイ衝突死⑪ 訴え届かず…最高裁が上告棄却
2008/07/30 高知白バイ衝突死⑩ 元裁判官に聞く 判決の問題点
2008/07/29 高知白バイ衝突死⑨ ”隠された”生徒の調書
2008/02/28 高知白バイ衝突死⑧ 最高裁の連絡待つ…被告と家族は
2008/01/10 高知白バイ衝突死⑦ 同僚証言の不自然と「謎の白バイ」
2008/01/09 高知白バイ衝突死⑥ 県警が否定…白バイの高速走行は?
2007/10/30 高知白バイ衝突死⑤ いよいよ判決…高松高裁の判断は?
2007/10/25 高知白バイ衝突死④ 真実はどこに…動き出した生徒たち
2007/10/24 高知白バイ衝突死③ 鑑定人が迫る ブレーキ痕の“嘘”
2007/10/04 高知白バイ衝突死② 証拠ねつ造…動機はあった?!
2007/10/03 高知白バイ衝突死① 警察が証拠を「ねつ造」?
恥ずかしながら、こうやってタイトルを見直してもすぐに思いだせないほどの情報量となっています。ですから、おそらく初めてこの事件を知った人はどこから手を付けていいのやら戸惑うことと思います。
私がこの事件を知ったのが2007年10月22日「きっこ日記」でした。 --> ここ かれこれ2年を超えていますが、それでもいまだにどのようにまとめたら初めての人にも事件の本質がすんなり伝えられるか、そのいいアイデアがでてきていません。勢い、断片的なことに終始しているありさまです。
「A4一枚で書いてこい」とよく言われますが、ことこの事件に関しては、それは不可能だと思います。
というのは、事件の争点が一点、二点ぐらいならA4一枚か二枚程度で足りるでしょうが、この「高知白バイ」事件は、極論をいえばあらゆる点が争点になっていて、すべての点でそれぞれA4用紙がいることになります。その数は膨大になり、おそらく誰も数えたことはないのだろうと思います。
【2009/11/16 高知白バイ衝突死⑲ 深まる証拠の疑惑】の一コマ
違う場所に落ちていた破片などを白バイに右側に並べて置いた疑いが浮上してきた | |
サイドボックスに入っていたと思われる2冊の本がきちんと重なっていたり・・ | |
サイドボックスの中の布切れのようなものが、ちゃんと入っている写真があったり、 | |
別の写真では引っ張り出されている |
こんな事件ですから、「知ってください、理解してください」と懇願されても、声を掛けられた人は考え込んで困ってしまうか、思考停止になるか、はたまたそのまま素通りしてしまうか・・・、そんなところではないでしょうか。
そこで、思い切り枝葉を切り落として誰にでもわかりやすく、そして入りやすくしたのがKSB瀬戸内海放送です。
「バスは動いていたのか、止まっていたのか」
言い換えれば、「本当の衝突地点はどこだったのか」
そして書籍のタイトルになりました。『あの時、バスは止まっていた』
ズバリ、結論がタイトルになりました。わかりやすいといえばわかりやすいです。
私も外野の一員として、事件を調べてきました。関係者でもないですから知らないことの方が圧倒的に多いわけですが、そんな限定的な環境でも疑問に思った点について、単なる衝突という物理現象として捉えて考え、公開されている写真を調べはじめました。そしてこの事件が作り話であるということがほどなくしてわかりました。
で、問題はそれをどのように表現したら広く伝えられるだろうかということに、苦心しました。絵や文字などにしてもやたら長くなったり、小難しくなったりして、「難解だ」のそしり?を免れませんでした。(苦笑)
そもそもが「作り話だっ!」と切って捨てられる事件ですが、地裁、高裁、そして最高裁までもが、すべてに目をつぶり、証拠能力すらない「タイヤ痕のようなものが写っている写真」と、たった一人の警察官の証言だけを根拠にして事件を捩じ伏せ、その暴挙をあからまに見せつけてくれました。
力技(ちからわざ)とはこういうことなのだと、「ザ・国家権力」を思い知らされました。
いま進行中の国家賠償請求訴訟も門前払いとなるかもしれないということですが、予想どうりとなるのでしょうか。残念なことです。 --> 2009/11/16 高知白バイ衝突死⑲ 深まる証拠の疑惑 一覧の最上段にあります。
なにがなんでも、ネガは出さない(バレてしまうから出せない)。
なんとも強烈なメッセージです。
あってはならないことですが、そうなってしまうのでしょうか。
で、それに対抗するにはよほど戦術を考えないと次の再審請求でも門前払いとなりかねないことが、あらかじめ予想されます。ということを考慮して、ここらで雑念を忘れるべくリセットするのもいいかなぁと思っています。
思考の転換というか飛躍が必要なステップ・第二幕に突入するちょうどいいタイミングで書籍が出版されたので、山下氏のご本を読んで知らなかったことを補いつつ、なにかヒントが掴めないものかと、読めるのを楽しみに待っているところです。
投稿者 hal : 05:30 | コメント (0) | トラックバック (0)
千葉県市川市で2007年、英国人女性リンゼイ・アン・ホーカーさん(当時22歳)の遺体が見つかった事件で、市橋達也容疑者(30)が死体遺棄容疑で逮捕されてから17日で1週間を迎えた。(読売新聞)
[記事全文]
・ 市川の英女性殺害:市橋容疑者、容疑認否も沈黙--弁護士会見 /千葉 - 毎日新聞(11月17日)
◇弁護士とのやりとり
・ <市橋容疑者>「親に頼る考えはない」 連絡しないよう弁護士に求める - 「被疑者ノート」を差し入れると、メモをつけ始め、司法制度に関する質問もした。毎日新聞(11月16日)
◇13日に健康状態を診断
・ 市橋容疑者いまだ絶食、医師診察で異常なし - 読売新聞(11月14日)
◇逃亡中の生活について
・ 市橋容疑者 逮捕1週間 孤独な生活浮き彫り - 毎日新聞(11月16日)
・ 事件の概要 | 逃走から逮捕までの足取り - 関連情報エリア
みんなの党の浅尾慶一郎政調会長は17日午後の記者会見で、国民新党の亀井静香代表が主導する新党日本などとの勢力結集に向けた動きについて、「国民新党は郵政民営化反対だから(みんなの党とは)根本が違う。こちらから政策を曲げて一緒になることはない」と述べ、合流を否定した。ただ、「政策ごとのパーシャル連合はあるのかもしれない」とも語った。(時事通信)
◇亀井代表の合流構想
・ [動画ニュース]合流構想、国民新・亀井代表の思惑は - JNN/TBS(11月17日)
・ 国民新と新党日本、合流構想 - Yahoo!トピックス バックナンバー(11月16日)
◇浅尾政調会長の経歴など
・ 浅尾慶一郎 - Yahoo!みんなの政治
・ 「次の防衛相」浅尾氏が離党出馬/民主は除名、神奈川4区 - 四国新聞社(7月24日)
・ みんなの党 - 衆議院議員一覧(代表 渡辺喜美)や政策
・ 国民新党 - 2009政権公約 何故、郵政民営化を見直す必要があるのか。
・ 新党日本 - マニフェスト
◇関連トピックス
・ 政局 | 郵政民営化見直し - Yahoo!トピックス
プレスクラブ (2009年11月14日) | |
オバマ米大統領アジア政策演説 (東京・赤坂 サントリーホール) ・・・ |
勤務中の警察官が公用バイクでひき逃げ
2009.11.16 10:46
香川県警高松北署は16日、勤務中にオートバイで自転車の女性と衝突し重傷を負わせて逃げたとして、自動車運転過失傷害と道交法違反(ひき逃げ)の疑いで、同署地域課で駐在所勤務の巡査部長白川一夫容疑者(58)=高松市鶴市町406の1=を逮捕した。
逮捕容疑は15日午後6時45分ごろ、同市春日町の国道11号で公用のオートバイを運転中、病院臨時職員の女性(54)=高松市=が乗る自転車と衝突。転倒させ右ひざ骨折など約1カ月の重傷を負わせたのに、救護措置を取らず逃走した疑い。
県警監察課によると、白川容疑者は駐在所に戻ろうとガソリンスタンドから出たところで自転車に衝突。「大丈夫ですか」と声をかけ、散乱した女性の荷物を拾って手渡した。私服だったため女性は警察官と気付かず「警察を呼んでください」と頼んだが「大したけがじゃない」と答え、現場から立ち去った。
その後、女性が110番。ガソリンスタンドで県警の給油チケットが使われていたことが分かり、高松北署が同容疑者を呼び出した。アルコールは検出されなかった。
県警は逃走した動機など詳しく事情を聴いている。大田黒栄作首席監察官は「警察官としてあってはならない行為で遺憾。事実関係を調査し厳正に処分したい」とコメントした。