こんにちは。東京支社3年目の藤田と申します。
コロナウィルス対策のため、しばらく在宅勤務が続いています。
出勤していたころよりも朝の時間に余裕が生まれたので、
近くの海岸を散歩するのが習慣になりました。
海岸に向かう道中に、大量の蜘蛛が巣を張っているスポットがあるのですが、
そこを通る度に、どこかで見かけた進化論を思い出して「虫は凄いなぁ」と感心します。
ダーウィンの進化論いわく、生物が今のような形に至っているのは、
膨大な時間をかけて小さな変異と自然淘汰を繰り返し、
環境に適応した個体が子孫を残すことで成り立っているとのことで、
これを環境適応増大というらしいです。
「キリンの首が長いのは高木の葉を食べることが可能な個体のみが生き残ったため」
などは分かりやすい例話です。
蜘蛛の「体から出る粘着性の糸をネット上に編み、他の虫が引っかかるまで待つ」という生態も
環境適応増大の結果形成されたものと考えると、それほどユニークな生態に至るために
どれほど変異を繰り返したのか、どんな淘汰圧が働いたのか、とても気になってきます。
生物の多様性は自分が思っているよりもずっと豊かで、
生き残っていないだけでもっと面白い個性を持った生物もいたのかもしれない、と思えてきます。
現在の進化論の主流ではないらしいのですが、昔は
「用不用説」(キリンの首が長いのは高木の葉を食べようとすることで首が発達したから)という考え方があったり、
もっと昔には創造主が全生物を今の形に作ったという創造論が主流だった時代があったそうです。
確かに蜘蛛や他の虫の生態は、誰かが作ったんじゃないかというくらいうまくできていると感じる時があります。
最新の進化論はもっと複雑で難しいようなのですが、
余裕ができたら調べてみようかなと思います。
以上、お付き合いいただきありがとうございました。