洋画はほとんど観ない が、この映画は観たいと思った
ハリウッド女優のグレース・ケリーと言う人がいた事も
彼女がモナコ大公と結婚したことも
私は、この映画を観るまで知らなかった
映画はグレースが最後の映画を撮り終えスタッフに別れを告げるところから始まり
その日から一ヶ月後の4月 結婚式をあげる
華やかなハリウッドを人気絶頂の時に離れ、100万キロも離れたモナコへ嫁入りした
この時26歳。
この頃ヒッチコック監督が「マーニー」の脚本を持ってやってくる
結婚から6年経っても王室に馴染めないグレースは
レーニエ公ともギクシャクしていることもあって、女優業に心を動かされる
そんな折 ド・ゴール大統領から法人税や所得税を課し、
その利益をフランスに支払うよう求められ モナコ公国は存亡の危機に晒される
そこで グレースがたちあがり一世一代の大芝居を演じる というもの
家族や側近 ゲスト達と昼食中の別荘で、その出来事は起こった
フランスが提示した条件で今夜中に合意しないと・・・
そのタイムリミットに深い悩みを抱えたレーニエ公と、
映画出演騒動にずたずたになったグレースが最悪の言い合いをする
白いユリの花から始まって髪型、そして映画出演は断れ!と・・・
更に、「結婚は強要していない。自分からモナコにきたんだろう!」
「夫より映画か!」
「たかが映画よ」
「たかが女優さ」
忍耐に限界のグレースは
「映画の問題じゃない。ド・ゴールはモナコを乗っ取るつもり。
あなたは聞く耳を持たず考えもしない。臆病で決断力もなく、恐怖に怯えているだけ」と
言ってのけた。
危機に面している夫婦仲も公然の知るところとなり居たたまれなくなるグレース
その夜アメリカの実家に電話をする
気持ちの持っていきようがなく沈んでいる時
母親と話をし何かを言ってもらいたい
そんな心境だったのだろう
ところが
「まさかアメリカに戻らないでしょうね?」
「お父さんが生きていたら ”ハリウッドだと?
もう女優じゃない。分かっているな、グレース”っていうわ」
普通に会話がしたかっただけなのに更に追い打ちをかけられる
もう選択の余地は無い!
自分の居場所はモナコしかない。
自分自身と愛するレーニエ公と子供の為に生きる決心をする
それからモナコの歴史や習慣 外交儀礼などお妃講義を完璧にこなす
フランス語や作法も・・・
マスコミを味方につけるべく、封鎖されている国境付近でフランス軍に差し入れをしたり
した
サミットの夜、晩餐会に出るため待っていたレーニエ公は
完璧なまでに凛としたグレースに気おくれがしてしまうが、
スピーチでは今までになく熱心に話す
そんな君主としての大公を理解するようになる
ところが、ド・ゴール大統領の暗殺未遂事件が起こり、
レーニエ公はまたしても絶望の淵に立たされる
家族の為に一大決心をするグレース
モナコ赤十字の舞踏会にド・ゴール大統領を招待し そこで・・・
グレースは群衆もマスコミをも味方につけていた
舞踏会のスピーチで大喝采をあびる。
愛の力があれば世の中が正しい道に導かれると。
世界を良くしたいと、飾ること無く気持ちを込めて話すグレース。
それを見ていた大統領もいつしか拍手を送っていた。
洋画はほとんど観ない
吹替えでは声のイメージがつかめないし、字幕は読むのが大変という事で
ところが今回はどうしてもこの
「グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札」
が、観たくなった
「字幕を読み、映像を観、考える」
チョット気を抜くと内容がとんでしまうので、必死にスクリーンを見つめる
よそ見なんて出来ない
観ていて思った。
字幕も最大限の言葉を駆使して表現しているんだろうけど
原語のまま分かればもっと深い所まで理解できるんだろうな と。
日本語さえ曖昧なので 私には無理だけど・・・
これから勉強して・・
なんてことは絶対ない
ハリウッド女優のグレースケリーモナコの王様に気にいられモナコ王妃になられ、よく噂されてましたよ。
グレスケリーが、いつも愛用されてたバックを見て、ケリーバックとしてヒットしたんだって。
でも高い崖から落ちての交通事故し、若くして可愛そうよね。
まだ、アメリカ女優として生きてた方が幸せだったかもね。
映画化され観に行ったんだ。
近ければ誘ってほしかったよ。
字幕スーパー吹き替えなしだったんだ。
グレースの結婚相手に、親はこだわっていたみたいです
それからすると、レーニエ公は申し分なかったのでしょうね
当然王子様ですものね
結婚前3回くらいしか会っていないので、結婚して初めて人柄を知って、辛かったようです
運転中に脳卒中を起こし意識がなくなって、事故を起こし亡くなったそうです
52歳。早かったですね。