ほんの小さな幸せ~

編み物のことや花、時々ペットや書道のことも。日々の感動などつらつら綴っていこうと思います

この感動を忘れない!

2013-06-19 21:52:38 | 書道
学校の授業でしか筆を持ったことのない人が書道に目覚めました
日々の悪戦苦闘を、ブログに載せることで、
少しでも自分の励みになればと思います


今月の課題;「禽来山果香」・・・きんきたってさんかかんばし・・・

先ずは楷書2体


楷書;来 山 果 の縦画の起筆を注意
北魏ふう楷書;横画の穂先に注意



行書と草書


全体に一考有り
行書;果を少し下にして中心をそろえる
    山の一画目の起筆に注意



何紹基と顔真卿


数枚しか書かずに添削に出したのがバレバレの結果に。
何紹基;カスレの部分をつくること
顔真卿;全体により太く




先日 松井康成展と 長淵剛の詩画展を観てきた




松井康成展は、以前も観ている
初期の作品から晩年の作品まで展示してあり、その違いを良く鑑賞できた。

練り上げの作品では、表の模様がそっくり裏面にも出ている、その技法にただただ感嘆。

微妙な色の変化、表面に亀裂を誘う「嘯烈」、人間が作り出せるものだとは信じがたい

しかしそれを松井康成は成したのだ。だから人間国宝なのだろう。



       長淵剛第5回詩画展「殺気」

素晴らしかった。
天は二物を与えないと言うけれど、例外もあるのだと思った

今、病気療養中と聞くが、この作品展がストレスの一端とも言われている。

墨をつけると50キロにもなると言う大筆で書く姿は、正に全身緊張と力の塊
あの詞一つ一つが内側から湧き出し一気に書いている様は

体中に墨を飛ばしている姿からも窺える

スゴイ!!

観ていると、こちらも緊張で硬直する

そんな中、もう1つの面、家族との優しい触れ合いを感じる作品なども画いていた。

長淵剛という人をもっと知りたくなった




今回この2つの展覧会を、朝から夕方まで1日かけて堪能してきた。

やはり本物は良い!! 

この感動を忘れずに、日々の生活を送りたいものだ、と思いながら・・・