今回もビンディングが上手く入らず、やっぱり全ての選手の後姿を追いながらスタートになってしまいました。
ただスタートから下り区間はバイクが先導してくれます。
余裕をもって集団に追いつく・・・はずが、このバイクの先導が意外と速い。
スタート直後の緩い上り坂を、ちょっと足を使って追いつきました。
そこからカーブの続く下り区間になります。
でも試走していない私としては、路面がウエットで落ち葉などが散らばるこの下りがとにかく怖い。
30Km/hを少し越えるくらいの速度なのですが、タイヤがズルっと滑りそうで
かなりビビりながらのダウンヒルになりました。
「2周目以降のこの下り、どうしよう・・・」
この速度でこれだけ怖いんだから、2周目以降はきっとここで遅れるな・・・
そんなことを考えながら事故多発地点のS字コーナーを下り終え、
コースで一番低い地点でクラクションを鳴らしてバイクが離れます。
そこから速度が一気に上がって、本格的なレースがスタートしました。
前回はここであっさりと遅れてしまいました。
しかし今回は、事前のウォーミングアップがしっかりできていたことで
この速度アップに何とか付いて行くことができました。ギリギリだったけど・・・
いや、本当にギリギリ。
後2Km/hほど速度が速かったら、最初の速度アップは確実に付いていけなかったと思われます。
でもそこから始まったアップダウンから、心臓破りの坂に向かう上り坂で集団の速度は落ち着きました。
そのまま最後尾をふらふらと走り、何とか1周目をクリア。
スタート地点を越えて再び訪れた恐怖の下り区間。
ここで決断を迫られます。
1集団から遅れるか
2腹をくくって付いて行くか
答えは2番。
みんなが転倒せずにコーナーを曲がっていけるんだから、ラインさえキープすればタイヤのグリップは大丈夫・・・はず。
そう考えるようにして、先ほどよりも15Km/h上がった速度で突っ込みます。
頭の中は「ラインキープ、ラインキープ」と連呼して、それ以外余計なことは考えないようにしました。
すると意外にもあっさり下り切ることができたので、ひと安心w
その後に控えていた上り区間も体が温まってきたこともあり、1周回目よりも楽に付いて行くことができました。
ここまで特に逃げもなく、路面がウエットなこともあり、速度もいつもよりも若干遅い感じ。
1周目はギリギリでしたが、2周目以降は意外と余裕をもって付いて行くことができていました。
そして3周回目。
下り区間の速度が更に上がりました。
これに自分よりも3台ほど前の方が中切れ。
下り区間を終えて、集団までの追走に若干足を使うことに・・・
でも特にアタックがかかることもなく、集団はここまで平和な状態が続いていました。
(最後尾から見た私の感想。前方ではもしかしたらいろいろな駆け引きがあったかもしれません)
この頃の私はといえば、いつも近くを走っていたグリーンのKUOTAの方を「ミドリ君」と名付け
彼の後輪に付いて走ることに終始w
後方での走行だったので、位置取り争いをすることはありませんでしたが
アップダウンの箇所では、それなりに足を使うことになっていました。
以前集団の前方で走っていて、何度も接触されたことを思うと
今回もこの位置取りで走ることが、私にとってはストレスが少なかったように思います。
そして最終回である4周目。
下り区間前のアプローチで、位置取り争いが始まりました。
そのため集団の速度が上がり、下り区間への突入速度は私のガーミンで53Km/h。
「見間違えか?」とも思いましたが、再度確認する余裕もなくそのまま突入。
たださすがに最終周回です。
この頃になると私の頭の中も【危険<勝負】となっていて、
あれだけ怖かったこの下り区間に全く恐怖を感じなくなっていました。←それが一番危険
そこからのアップダウンが続く区間は、今までと異なり集団の速度もペースアップ。
それなりにセレクションがかかった状態でした。
そして勝負の心臓破りの坂へのアプローチ。
集団は縦から横に広がって、これから始まるであろう速度アップの備えます。
私も先頭から3~4台くらい後ろで、その時を待ちました。
で、心臓破りの坂の手前200mくらいで一気に速度が上がります。
当然私もそのペースアップに付いて行こうと、必死にペダルを回しました。
(後にガーミンで確認したところ550~650wで踏んでいました。)
集団は一気に崩壊。
バラバラと落ちて行く人に目を配ることもなく、ただただ前を見て進みます。
そして私は4~5番手で坂のつづら折りを通過。
ここから前の人の後輪に付こうと、ギアを上げて追走を開始!・・・・
しようとしたのですが、何故か足が動きません。
「あれ?足が動かない・・・」
呼吸は苦しいですし、足も辛いのですが、まだまだいけると思っていました。
どうやら私の脳内で過剰に分泌されていたアドレナリンが、限界を感じる感覚を麻痺させていたようでした。
もう一度ギアを下げて追走体制を整えた時には、先頭はすでに遥か前方に・・・
それでもゴールまではあとわずか。
必死に踏みなおして何とか1人を抜いて、ゴールラインを通過しました。
通過して突然襲われた呼吸困難と大腿の痙攣。
ああ限界まで踏んでいたんだと、その時感じました。
順位は7位。
ポイントが貰えるのは6位までなので、何ももらえない悲しい順位w
まあこれが私の実力なのでしょう・・・
さて今回は久々に全力を出し切れたレースができました。
そういった意味では満足なのですが、勝負所で足が終わってしまったことを考えると
まだまだ練習不足でした。
次の群馬でのJCRCは10月です。
毎度「これが最後」と思って参加していますが、前回までは走り終えた直後に「次も!」と思い直していました。
今回は全力を出し尽くせたことで、一定の満足感があります。
今現在思うことは、次のJCRCはまだ保留ですね。
やっぱり下りは怖いですし、それまでの準備がキツイですから・・・
でもロードレースを少しでも体感できるJCRCは、走っていて本当に楽しいです。
今回最後のつづら折りまで勝負に絡めたことは、何とも言えない楽しさがありました。
さて、どうしよう・・・
次走のエントリーまで時間はあります。
それまでゆっくり考えたいと思います。
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ただスタートから下り区間はバイクが先導してくれます。
余裕をもって集団に追いつく・・・はずが、このバイクの先導が意外と速い。
スタート直後の緩い上り坂を、ちょっと足を使って追いつきました。
そこからカーブの続く下り区間になります。
でも試走していない私としては、路面がウエットで落ち葉などが散らばるこの下りがとにかく怖い。
30Km/hを少し越えるくらいの速度なのですが、タイヤがズルっと滑りそうで
かなりビビりながらのダウンヒルになりました。
「2周目以降のこの下り、どうしよう・・・」
この速度でこれだけ怖いんだから、2周目以降はきっとここで遅れるな・・・
そんなことを考えながら事故多発地点のS字コーナーを下り終え、
コースで一番低い地点でクラクションを鳴らしてバイクが離れます。
そこから速度が一気に上がって、本格的なレースがスタートしました。
前回はここであっさりと遅れてしまいました。
しかし今回は、事前のウォーミングアップがしっかりできていたことで
この速度アップに何とか付いて行くことができました。ギリギリだったけど・・・
いや、本当にギリギリ。
後2Km/hほど速度が速かったら、最初の速度アップは確実に付いていけなかったと思われます。
でもそこから始まったアップダウンから、心臓破りの坂に向かう上り坂で集団の速度は落ち着きました。
そのまま最後尾をふらふらと走り、何とか1周目をクリア。
スタート地点を越えて再び訪れた恐怖の下り区間。
ここで決断を迫られます。
1集団から遅れるか
2腹をくくって付いて行くか
答えは2番。
みんなが転倒せずにコーナーを曲がっていけるんだから、ラインさえキープすればタイヤのグリップは大丈夫・・・はず。
そう考えるようにして、先ほどよりも15Km/h上がった速度で突っ込みます。
頭の中は「ラインキープ、ラインキープ」と連呼して、それ以外余計なことは考えないようにしました。
すると意外にもあっさり下り切ることができたので、ひと安心w
その後に控えていた上り区間も体が温まってきたこともあり、1周回目よりも楽に付いて行くことができました。
ここまで特に逃げもなく、路面がウエットなこともあり、速度もいつもよりも若干遅い感じ。
1周目はギリギリでしたが、2周目以降は意外と余裕をもって付いて行くことができていました。
そして3周回目。
下り区間の速度が更に上がりました。
これに自分よりも3台ほど前の方が中切れ。
下り区間を終えて、集団までの追走に若干足を使うことに・・・
でも特にアタックがかかることもなく、集団はここまで平和な状態が続いていました。
(最後尾から見た私の感想。前方ではもしかしたらいろいろな駆け引きがあったかもしれません)
この頃の私はといえば、いつも近くを走っていたグリーンのKUOTAの方を「ミドリ君」と名付け
彼の後輪に付いて走ることに終始w
後方での走行だったので、位置取り争いをすることはありませんでしたが
アップダウンの箇所では、それなりに足を使うことになっていました。
以前集団の前方で走っていて、何度も接触されたことを思うと
今回もこの位置取りで走ることが、私にとってはストレスが少なかったように思います。
そして最終回である4周目。
下り区間前のアプローチで、位置取り争いが始まりました。
そのため集団の速度が上がり、下り区間への突入速度は私のガーミンで53Km/h。
「見間違えか?」とも思いましたが、再度確認する余裕もなくそのまま突入。
たださすがに最終周回です。
この頃になると私の頭の中も【危険<勝負】となっていて、
あれだけ怖かったこの下り区間に全く恐怖を感じなくなっていました。←それが一番危険
そこからのアップダウンが続く区間は、今までと異なり集団の速度もペースアップ。
それなりにセレクションがかかった状態でした。
そして勝負の心臓破りの坂へのアプローチ。
集団は縦から横に広がって、これから始まるであろう速度アップの備えます。
私も先頭から3~4台くらい後ろで、その時を待ちました。
で、心臓破りの坂の手前200mくらいで一気に速度が上がります。
当然私もそのペースアップに付いて行こうと、必死にペダルを回しました。
(後にガーミンで確認したところ550~650wで踏んでいました。)
集団は一気に崩壊。
バラバラと落ちて行く人に目を配ることもなく、ただただ前を見て進みます。
そして私は4~5番手で坂のつづら折りを通過。
ここから前の人の後輪に付こうと、ギアを上げて追走を開始!・・・・
しようとしたのですが、何故か足が動きません。
「あれ?足が動かない・・・」
呼吸は苦しいですし、足も辛いのですが、まだまだいけると思っていました。
どうやら私の脳内で過剰に分泌されていたアドレナリンが、限界を感じる感覚を麻痺させていたようでした。
もう一度ギアを下げて追走体制を整えた時には、先頭はすでに遥か前方に・・・
それでもゴールまではあとわずか。
必死に踏みなおして何とか1人を抜いて、ゴールラインを通過しました。
通過して突然襲われた呼吸困難と大腿の痙攣。
ああ限界まで踏んでいたんだと、その時感じました。
順位は7位。
ポイントが貰えるのは6位までなので、何ももらえない悲しい順位w
まあこれが私の実力なのでしょう・・・
さて今回は久々に全力を出し切れたレースができました。
そういった意味では満足なのですが、勝負所で足が終わってしまったことを考えると
まだまだ練習不足でした。
次の群馬でのJCRCは10月です。
毎度「これが最後」と思って参加していますが、前回までは走り終えた直後に「次も!」と思い直していました。
今回は全力を出し尽くせたことで、一定の満足感があります。
今現在思うことは、次のJCRCはまだ保留ですね。
やっぱり下りは怖いですし、それまでの準備がキツイですから・・・
でもロードレースを少しでも体感できるJCRCは、走っていて本当に楽しいです。
今回最後のつづら折りまで勝負に絡めたことは、何とも言えない楽しさがありました。
さて、どうしよう・・・
次走のエントリーまで時間はあります。
それまでゆっくり考えたいと思います。
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先日はご一緒頂きありがとうございました。
やっぱりJCRCいいですねー。臨場感がハンパありません。
私も事情が許せば是非走りたい!
実際take-iさんとお知り合いになったのも群馬のこのレースでしたし。
まだチャレンジしてくれることを期待していますよ!!
私なんぞをマークしていただいて、声までかけていただいてありがとうございます。
ふらふら走って、ご迷惑をおかけしませんでしたでしょうか?
resultを確認したら、同い年ですね!
また次回のJCRCででも、ご一緒出来ればうれしいです。
そちらの方の記事も書いていくつもりですが、ツール視聴を優先させている状況です^^;
あゆさんのJCRC復活は私も期待しています。
フレームも余っていることですし、ポンド安ですし、条件は揃いつつあるのではないでしょうかw
レース中はマークさせてもらっただけではなく、勝手に名前までつけてしまい・・・申し訳ございません。
またブログまで見つけられてしまい、恥ずかしい限りです・・・
走っていて予測外の動きもなく、安心して後ろを走ることができました。
重ねてありがとうございました。
また次回のJCRCでお会いできるならよろしくお願いします。