New自転車のお披露目 その１

この日は目覚ましのアラーム音で起床。（朝4時10分）
こんな早朝だけど自転車に乗れる日に、目覚ましの力を借りたのは本当に久しぶり。
いつ以来のことだったのか、記憶すらありません。
（ましてや新車でのお出かけなのにねぇ・・・）

ギリギリの時間ではないけど、いつもより時間の余裕はありませんでした。
急いで重めの朝食を取った後、着替えをしていざ出発。

天気予報では雨の心配はないけど、何だか不安な天候。
待ちに待った新車なので、雨だけは勘弁して欲しいと思いながら走り出しました。

今日の予定はいつもよりも複雑です。
まずはショップの朝ランに参加します。

これは事故でチームの皆さんに心配をかけてしまったため。
とにかく自分が朝ランに参加することで「大きな怪我は負わなかったんだな」と思っていただくことが一点。

二点目として、私が事故をした後、
自宅から車を出してきて、自転車を載せて、私が搬送された病院まで来ていただき
私の検査、治療が終わった後は、自宅まで送り届けて下さったチーム員の方に
しっかりと感謝の気持ちをお伝えするために、
どうしても復帰した最初のサイクリングは、朝ランでなければならないと思ったからです。

そして、あの場所。
事故を起こした交差点。

今回は右折待ちをしている車がなかったから、そのまま進みましたが
これからこの交差点では、右折待ちの車がいれば停車して
横断歩道を歩いて渡るつもりです。
やっぱり怖いですしねぇ・・・・
（進行方向に自転車レーンはありません）

何とか2週間ぶりに集合場所にたどり着き、皆さんに復帰のご報告。
お世話になったチーム員の方に、きちんとお礼を申し述べて
何となくすっきりw
店長さんに途中で離脱する旨を伝えて、スタート。

さてここまで走ってきて、New自転車TREK Madone5.2とクロナゴ君との違いをいくつか感じ始めていました。

クロナゴ君の方が優れている点
1.重心の低さ
スピードが35Km/hを越えてきても、クロナゴ君は安定して走れます。
重心が低く、すぅーっと前に進んでいく感じがするのですが
Madone5.2は、何となく腰高のような感じがします。
単に乗りなれていない影響かな？

2.振動吸収性
絨毯の上を走っていると言うと言い過ぎですが
クロナゴ君の振動吸収性は、改めてよかったんだなぁと思いました。
いやMadone5.2も決して悪くないと思います。
ただ比較の問題で、クロナゴ君よりも振動吸収性は劣っていると感じました。

TREK Madone5.2の方が優れている点
1.加速力
朝ランでの悩みの種は、信号待ちの後のスタートで必ず遅れてしまうことでした。
今回それが皆無。一度も遅れることはありませんでした（クリートが入らない時を除く）
それどころか30Km/h台中盤まで、あっという間に加速できることに正直驚きました。
（2週間ぶりに自転車に乗る、私の脚力が上がったということはないでしょう）
これがフレームの剛性というやつなんでしょうか。
フレームの違いってここまででるのかな？と思えるくらい、大きな違いを感じました。

2.登坂
いつも遅れる橋の登り坂で、今回は遅れることなく付いていけました。
それも余裕をもって。
元々、クロナゴ君は登りに不向きなフレームであることは知っていましたが
加速力同様、ここまで露骨に違いを感じるとは思ってもいませんでした。
（購入前、店長さんからも「CLX3.0に比べて登れるフレームですよ」と説明を受けておりました）
そのうち、筑波山に登ってみよう。
もしかしたら登れるようになるかもしれない・・・そう思える瞬間でした。←夢見るな！

3.ハンドルとサドル
両方とも完成車に付いてきたパーツなんですが、これが意外といい。

ハンドルはハンドルバーが平らになっていることで、手を楽に置くことができます。
下ハンも、理由はよくわからないけど持ちやすい。
サドルにいたっては今回130Kmほど走りましたが、お尻が痛くなる気がしません。
いろんな意味で、車上のコンフォートは良くなったと思います。

4.変速性能
6700系の10速アルテですが、105に比べて格段にいいですね。これｗ
正直に言ってアルテをナメていました。
確かに105でも十分なんですが、ストレスなくギアチェンジができるようになりました。
予想していなかっただけに、うれしい誤算でした。

今回の自転車を買い換えたことで、期せずして自転車の違いを体感できたのですが
実はこの2台にそれほど大きな差はないと思っておりました。（特にMadoneの1と2の違い）
しかし走行性能にある程度差が出てきたことに驚いております。
自転車は乗り手の能力が80%以上だと思っていたので、ちょっと意外な感じがしました。

もちろん、自転車の性能だけで速くなれると思っているわけではありません。
今後もしっかり乗り込んで、New自転車の性能を発揮できる足を作っていかなければならないと思っております。


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