昨晩、帰宅後にビデオにとっておいたドラマ「ハゲタカ」の最終回を観た。
以前もここで書いたが、見逃せないドラマだった。
三島製作所の社長、由香の父を死に追いやってしまった後、鷲津と芝野は別々の道を歩んできた。でも、互いにやり方は違っていても、その想いは同じところにあった。それを互いにうっすらと気付いていたのかもしれないが、西乃屋旅館の件でも、サンデートイズの件でも、敵対する立場に立っていた、というか、立たされていたのかもしれない。
大空電気の下請け企業リストの中に「三島製作所」があった事で、互いの想いがつながり、そして最後は…
ラストを甘ったるく感じる人もいるだろう。確かに、現実はそんな方向に行っていないと僕自身も思う。けれども、リアリティを追求したドラマだからこそ、リアリティの先に救いを求めたのではないか…
企業が淘汰され、街が衰退していく… そこに汗水流して働いている人が、日々の暮らしに追われている人がいる。鷲津はそのことを、三島製作所で拾い上げたねじの重さで実感していた。ところで、僕らはそのことに無頓着になっていないだろうか…
これから先、今よりもっと大きな困難にぶつかるかもしれない。でも、それを乗り越える道を拓くのは、自分自身の「意志」なのだということを、改めて思う。
以前もここで書いたが、見逃せないドラマだった。
三島製作所の社長、由香の父を死に追いやってしまった後、鷲津と芝野は別々の道を歩んできた。でも、互いにやり方は違っていても、その想いは同じところにあった。それを互いにうっすらと気付いていたのかもしれないが、西乃屋旅館の件でも、サンデートイズの件でも、敵対する立場に立っていた、というか、立たされていたのかもしれない。
大空電気の下請け企業リストの中に「三島製作所」があった事で、互いの想いがつながり、そして最後は…
ラストを甘ったるく感じる人もいるだろう。確かに、現実はそんな方向に行っていないと僕自身も思う。けれども、リアリティを追求したドラマだからこそ、リアリティの先に救いを求めたのではないか…
企業が淘汰され、街が衰退していく… そこに汗水流して働いている人が、日々の暮らしに追われている人がいる。鷲津はそのことを、三島製作所で拾い上げたねじの重さで実感していた。ところで、僕らはそのことに無頓着になっていないだろうか…
これから先、今よりもっと大きな困難にぶつかるかもしれない。でも、それを乗り越える道を拓くのは、自分自身の「意志」なのだということを、改めて思う。