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あしたはきっといい日

楽しかったこと、気になったことをつれづれに書いていきます。

平清盛 3話

2012-01-22 22:58:05 | ドラマにハマる
昨日の大学病院での診察がよっぽど疲れたのだろうか、病院から帰ってから今日までほとんど眠っていた。だが、この時間にははっきり起きていなければとテレビの前に座った。

「画面が汚い」、「視聴率が低い」、「王家とは何だ」などと、本筋からずれた部分での話題がクローズアップされている大河ドラマ「平清盛」だが、僕はそんなことは関係なく楽しんでいる。

今夜の第3話は、武士を「王家の犬」として蔑んだ清盛が、海賊に襲われる漁師を助けるという日々を送っていたものの、結局は平氏一門に守られながらの暮らしであり、「漁師を助ける」ための行為が単なる思い上がりに過ぎないと父の忠盛に諭され、また「御曹司」という言葉を軸に源義朝との出会いを絡めながら、清盛が成長する一過程を描いていた。中でも、父・忠盛の存在の大きさが強く感じられた。

そのエピソードに、今の自分を重ねて見た。良かれと思ってやったことは単に自己満足に過ぎない。それどころか、周りの人に迷惑を掛けてしまっている。そんなことは一度や二度ではないが、そのたびに上司や仲間が助けてくれていることに思いが至っていただろうか。

賊と間違われて捕えられた仲間を牢獄から逃したものの、その仲間が再び捕えられた。名乗り出て責任を負うという清盛に対し、忠盛は毅然とした態度で彼を諌めた。若い時に清盛の実の母、白拍子の舞子を助けた自分を対比させていたのだろうか。

おどろおどろしい白河院が世を去り、重しが取れたように権勢を振るう鳥羽院と、その彼の心を弄ぶかのような、いや、単に素直なだけなのかわからない璋子の笑みを見ながら、少し身震いがした。

伊東四朗さん演じる白河院が登場しなくなった分、画面から溢れる迫力は幾分落ちた気もするが、画面作りは迫力がある。そういえば、この作品がアナログ放送されない初めての大河ドラマとなるからなのだろうか。16:9の画面が有効に使われている感じがする。

藤本有紀さんはこの複雑な人間関係をどのように編みあげていくのだろう。次回も波乱の展開が予想されるが、それだけに楽しみでもある。
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