何シーベルトだの、メルトダウンだの、水素爆発が津波後何時間後に
おきたなど、早い時間におきたので、冷やすことだけで精一杯だった。
東京電力の言い訳なんか聞きたくもないと我々でさえ思うのに、被災地・
強制非難地域の人たちの気持ち、悲しみ、悔しさを推し量れない。
ニュースは現状を伝える?牛が、家畜が、さまよう20km圏内に初めて
帰った自分の家、日本家屋の落ち着いた佇まい、今桜が美しい。
何時戻れるだろうか?戻れるあてもない?もう2度と帰れない?
自分ならどうするだろうか?後短い人生だろうから動きたくない?
約10年前放射線治療を受けたわが身、ひょっとしたら弱いしレベルなら
体に良いかもしれない?何て発想が浮かんできて、居座る勇気が、根性が
できるだろうか?それにしても十億円もの経費をかけて作った
風向き、方向を入れるとどの地域に放射能がおよぶかが即座に判る
シュミレーション・システムも電源断で使えなかった。
これだってその気なら事前に、シュミレートしておけばいいはずである。
ロボットは、アメリカのものを使用したのは、
軍需産業で無人の実績があり、信用性があるからだという。
日本は技術で終わり、活用されていないということだ。
それにしても東電の体質が疑われる。役員の給料半額にして3500万円
とは、企業努力どころか?頭を下げるだけで何もできない、やれない役員
の給料をすぐ地元に回せば、政府に頼らず当面のやりくりはできるのでは
ないか?東電の体質も、競争のない、官庁の悪い体質であると僕は思う。
写真:真赤に咲くバラを見ていると、激しい怒りと空しさが襲った。