タワゴト日記

 未来は無限にあると思っていたが、有限を
感じさせる世の中、光をツールに少しでも楽しい毎日でありたい!

思い出の隠岐

2010年09月30日 | Weblog


 僕が生まれて育ったところは、材木屋さん。小学校の夏休みは、

写真のような丸太がおいてある場所で、従兄弟とよく遊んだ。

この木の臭いが懐かしい。この臭いに誘われたのだろうか?

隠岐の島での早朝の散歩、公道なのか?民家の私道なのか?

細い道を歩いてたどり着いた海岸は丸太置き場だった。

海岸べりを歩くと子ネコが擦り寄ってきた。咄嗟に餌さをもって

こればよかったとそのとき思う。こんな小寒い雨の日どうしている

のだろうか?海は日本海独特の鉛色で荒れているだろうか?

あの日バスの窓から手を振ると、小中学生が運動しているのを止めて

手を振ってくれた。何か忘れてしまった昔の風景がここには受け

継がれているように思った。神社には相撲をとる土俵があり、島に

流された天皇の在所など失くしたものは再建し、島民上げて受け継

いでいく姿を目の前にした。国境の離れ小島、韓国ともめている

竹島も近い。帰宅したら一向に衰えない中国、そしてロシアとの

領土問題、楽しかった旅行が終わり当分嫌なニュースは、聞きたく

ないにゃあ~


十三人の刺客

2010年09月29日 | Weblog


 前日、監督三池崇史がNHKのスタジオパークに出ていた。

監督の人生観に興味をもった。時代劇を今風に理解してもらおうと

はしていない腑に落ちることだけが映画の楽しみじゃないから。

命を燃やした13人の刺客狙うは、最凶の暴君。世界を揺るがす

ラスト50分の壮絶な死闘!第67回ベネチア国際映画祭正式出品

作品。心動かされる取材のコメント

①泰平の世の中で侍として生きる意味を求めているのは刺客側も、

 斉韶側も一緒

②登場人物が全員動物という気がする正直に生き、死んだだから、

 面白い

③自分たちが抱えている問題から逃げ出さない闘いというのは

 つまり、そういうこと

④斉韶は残虐なふるまいでしか自分を表現できなかった可哀想な人間

⑤亀頭は、主君が斉韶だったからこそ敵が新左衛門だったからこそ

 輝けた

それにしても偉大な監督、現代の黒澤明を思わせるオーラが漂う・・・

そして秋から冬にかけて続々公開される時代劇映画をPRする

「サムライ・シネマ」キャンペーンが展開される。

隠岐の島最終日

2010年09月28日 | Weblog


 なんといっても自然の美しさ、知夫里島赤ハゲ山(写真上)、

赤壁展望所(写真下)である。帰りは、知夫里島・来居港から

フェリーで2時間である。今日も波高く、フェリーのデッキにさえ

行くのが大変である。横になり眠るしかない。もっともデッキに

出るのは禁止である。

境港大漁市場でお買い物、岡山駅で「すし弁当と地ビール」を買い

新幹線から思い出深い姫路、大阪と月が綺麗な夜景をみながら夕食

を済ませた。揺れの少ない新幹線の中、大阪から眠ろうとしたが、

フェリーの揺れで寝たせいか?思い出のせいか?眼をつむっても

眠れなかった。


波高く風強し

2010年09月27日 | Weblog


 眼が覚めると風が強い、窓を開けると白波が立っている。

今日の移動は内海なので、大丈夫だろう?昨日は高速船の乗船が

出来ず70分が4時間かかって隠岐の島・西郷港に到着した。

しかし、今日も残念!外海からの摩天崖、国賀海岸は眺めず

陸からの眺望となった。おかげで牛馬の落し物を避け切れず

ウンの付いた人が多かった?もう少し経つと牛馬の放牧が終わる

季節、ここで育った牛馬はすべて食用となる。バス運転手

さん所有の牛も数頭いるらしい。いずれも神戸牛、松阪牛と

有名ブランドで最高のDNAが体に流れているらしい。

運転手さん曰く「誠に失礼ですが、今日のお父さん達より以上の

すばらしい種で育っております」牛馬達です。

写真は島前・西ノ島町・赤尾展望台にて(2010/9/24)。




隠岐4島へ

2010年09月26日 | Weblog


 今、NHKの朝・昼ドラ「ゲゲの女房」で有名な町、水木しげる誕生の

町・鳥取県境湊港から、フェリーにのって隠岐の島4島へ行ってきました。

隠岐は、島前・道後に別れ、本土からの流人のイメージがあり、暗い

そして波荒い日本海のイメージが先行したのだが、明るい穏やかな自然の

感覚に自分の中で変化した。バスで後醍醐天皇行在所、後鳥羽院資料館

など見学する間に、その感覚が解けていった。

1日目(23日)新幹線に乗って、岡山駅へ。大根島由志園で昼食。

   フェリーに4時間乗船、隠岐島後西郷港へ、船酔い防止のため横に

   なり寝る。旅館の送迎バスに乗り宿へ、夕食は海の幸が一杯で美味

   しかった。

写真はフェリーにも、隠岐の島船着場にも、水木しげるのゲゲゲの絵や

銅像が人気をはくし、水木ブームを盛り上げていた。