浜岡停止結論の先送りとは、一体どういうことだろうか?とても不思議
に思った。テレビで全国民に発表当日は、受けざるを得ないとほとんどの
人が思ったのではないだろうか?菅首相がはじめて決断した重大発表で
びっくりしたものだった。そして、一日経った今日、中部電力に対する
「根回し」が何もしてなかったことも判った。具体的には、地元の経団連
など大会社で造る団体などへのアプローチなしに、発表していた唐突さが
反感をかっているのではないだろうか?長く続いた自民党の弊害でもあり、
よい面もある組織体制を作り変えるためにも必要であるのではないか?
それが証拠に、身近な大村知事だけに電話で協力を要請することだけで
お茶を濁している。こんな大きな、今後の日本のエネルギー源を変える
契機になるかもしれない決断を一民間電力会社の顧客、地元、株主に
任せるようなことになっていく体制でいいのだろうか?
中電は、今、タイから日本開発の火力発電機の手配をしているという。
そのタイでは、シャープの太陽光発電に切り替えていくらしい。
もし中電管内で電力が不足したらのバック・アップについては、大阪府
知事は、助けるのは当たり前であると言う。
はてさて、日本かタイかどちらが先進国なのか?判らないがそんなこと
より、組織を動かさない政治とはなんと軽薄で不安なことか?
と僕は思う。