タワゴト日記

 未来は無限にあると思っていたが、有限を
感じさせる世の中、光をツールに少しでも楽しい毎日でありたい!

懐かしいまち

2006年08月12日 | Weblog
 雪が降る寒い日だった。母一人残しての上京だったその年は早くから
帰郷していた。小学校、中学校時代の友達に連れられての嫁さん探しに
初めてきたこのまち、今日は暑い日だ。お盆の帰省が始まる混雑を避け
朝早くご無沙汰している女房の実家の墓参り、当時賑やかだった織物の
まち、今では合併して名前すらなくなった?そう聞くとすっかり寂しく
なった。工場のあった場所には小さなレストランやスーパーや駐車場、
まだまだおおくの空地あり、潰れかけた民家あり。時は移り変わり確かに
寂しい。日本はデフレを脱出、好業績の会社が多くあり、将来が明るい
なんてととても思われない。一線を退いた高齢者は、お墓の前にたち
ただ祈るのみ、そして昔を懐かしむ、お金はなくても貧しくても目的が
あったと。この論理を進めると日本沈没し、僕は悲劇の主人公。
2時間あまりで帰ってきた。さて何かをしなくちゃ???・・・・