志賀観音堂の聖徳太子など石仏群 埼玉県嵐山町

始めてお参りをしたのは大学生頃たまたま通りかりました。これだけ石仏が並んでいるのが珍しいと思います。
当時は菅谷村でした。バイパスが出来る前は、通ったついでに何度か来ています。
場所は嵐山町役場(西)の信号脇です。



聖徳太子蔵は大工職人の神様として、「聖徳太子講」の建立です。
一番存在感があります。



志賀観音堂


聖徳太子石仏





宝塔




墓地入口の地蔵菩薩です。




→から馬頭観音、青面金剛、地蔵菩薩。



お墓では若い女性が墓参りをしていました。


志賀観音堂 埼玉県比企郡嵐山町志賀 地図link

薬師如来像

当寺の薬師如来様です。
私が寺に入ったときは手足が取れて、箱の中にしまわれていました。金箔は使用されていないか、残されていませんでした。
仏像の中で、一番初めに修復した仏さまです。



お厨子も新調致しました。

十三仏の四十九日日忌担当の仏様として、御法事の折は薬師様の話を必ず行うようにしています。




東京文化財研究所のセミナーでの薬師如来の講演がありました。
最期に受講者の｢曼荼羅に薬師如来が描かれてないのは？｣と｢なぜ国分寺に薬師如来が祀られているのか？｣の質問です。

１、「薬師如来が信仰されたのはシルクロードの国々である。インドでは信仰されなかったために曼荼羅に描かれなかった。」
２、「国分寺に祀られたのは、｢鎮護国家｣のためである。」

１．は全く気がつきませんでした。五仏の内、東方の阿閦如来が信仰されなかったのは、お薬師さんの世界と重なるためだったようです。そのためか阿閦如来が祀られているお寺は少ないのです。奈良の薬師寺では、お薬師さまの台座に葡萄唐草文があしらわれています。

２．は高校の授業で教わったことがありましたが、すっかり忘れていました。その当時のお薬師様の役割と後世の信仰とは、違いが大きすぎます。


山梨県甲州市の大善寺のお薬師さまはブドウを持ったお姿で知られています。
その訳がシルクロードにあったとは思いも寄りませんでした。古くは他にも葡萄を持ったお薬師様があったようです。
甲州葡萄の歴史も大善寺のお薬師さんが関連しているように書かれていますが、史実かどうかはともかく甲州にふさわしい仏様です。



明治になり大善寺をお参りしたお公家さんが、｢薬師如来が手に葡萄を持つのは間違いだ｣と葡萄を外させたことがあったようです。十年以上前にはその人達の名前がネットに出ていました。

２０１６年に放映されてTBS「逃げるは恥だが役に立つ」で大善寺が撮影に使われ、参拝者が３倍に増えたそうです。
来年の１月には、続編が放映されます。 『逃げ恥』新春スペシャル link

大善寺 ホームページ link

毛呂氏館跡と墓 曹洞宗長栄寺 埼玉県毛呂山町

私だけでなく地元の方々も「毛呂山町」とは言わず、「もろ」と言っています。
毛呂山町の中心は、毛呂郷、毛呂本郷と言われていました。町村合併により毛呂山町となったそうです。

毛呂氏は中世に毛呂郷に住み着き、鎌倉、南北朝に活躍していました。
毛呂氏の館跡、墓のある長栄寺です。





毛呂氏は小田原北条氏に付き、豊臣勢により八王子城にて戦死しています。
残された一族は、上州に逃げたと書かれた本があったと思います。
後裔は徳川家の旗本となりました。

毛呂氏のわずかに残された墓石が、御本堂裏の歴代住職墓地一角にあります。




御本堂裏が館跡です。
南側の不動堂から見た全景です。




不動堂



毛呂氏武家家伝link

長栄寺 埼玉県入間郡毛呂山町小田谷６９５ 地図link

竹久夢二 黒船屋 色紙 巧芸品

竹久夢二の巧芸品･黒船屋を手に入れました。
額の大きさは高さが約６０㎝ほどです。

黒船屋


伊香保にある夢二記念館の本物は、かなり大きな作品です。
時折展示されます。ホームページで確認してください。

色紙は最近印刷された物です。
左上から木場の娘、舞子、黒猫、朝の光へ。


舞子の作品に少し似ている女性が檀家さんにいます。
夢二記念館で求めた舞子のポスターを差し上げると「私は夢二が好きなんです。お店に張ります。」と話していました。

竹久夢二伊香保記念館 ホームページlink



群馬県渋川市伊香保町伊香保５４４−１１９ 地図link

近くの保科美術館にも夢二の作品が展示されています。
群馬県渋川市伊香保町伊香保２１１−１ 地図link

百日紅 蕎麦屋さん 埼玉県日高市

一年に一二度程度ですが、日高市方面に出かけたおりに食べる蕎麦屋さんです。
たぶん五度目になると思います。





今日は久しぶりに大盛りにしました。ここの大盛りは、かなりのボリュームです。
「桜えびぶっかけ」です。



最初は美味しく食べていました。
以前は楽々食べられたのですが、今回は空腹であったにかかわらず、どうにか食べ終えました。
胃が小さくなっているのかも知れません。
奧さんは「女性でもペロッと食べる人がいますよ !」と話していました。

味は上品すぎず、田舎者の私にも蕎麦の持つ風味が味わえます。





十割蕎麦は限定ですが毎日、木曜日は「粗碾き十割」が食べられます。
私の好みは二八蕎麦です。

初めて行ったのは、奧さんのブログを読んでからでした。
面白い内容でしたが、現在は店のホームページブログが中心となっているそうです。
以前のブログでは自分の店の宣伝だけでなく、他のお店にも出かけて楽しんでいました。
御夫婦共に研究熱心なのが分かります。

百日紅ホームページlink

百日紅 埼玉県日高市田波目５７５−４ 地図リンク