セイショウ坊のブログ

埼玉県飯能(はんのう)市 真言宗智山派・円泉寺住職です。
円泉寺ホームページにもブログがございます。

見返り地蔵と兎の台座

2019-12-13 10:33:41 | 日記
東松山市の弁天沼近くに阿弥陀堂があります。
お水屋の北側に石仏が何体も祀られています。

その内の見返り地蔵さまです。



賽の河原図に描かれている地蔵菩薩を思い出します。
古来より子供は生まれ変わると考えられていました。
全ての子供に新しい生命を与えるために、救いもれがないか見回しているのだと思います。


下の台座に兎が彫られてありました。




他の石仏は、アチコチで見られますので、お地蔵様だけご紹介致しました。


水天の図と妙見菩薩像

2019-12-12 09:34:40 | 仏像
妙見菩薩の像として求めたのですが、十二天の水天でした。
頭に蛇が描かれています。
水天がは立像が多いのですが、座像は見たことがありません。






群馬県の水沢寺には、お水屋に石像の水天があります。




当寺御本堂に祀られている妙見菩薩です。



頭には蛇がありません。

水天とは思わず掛軸を求めましたが、かえって良い勉強になりました。


2019年12月のブログに修正と画像を追加しています。



弁財天十六童子と弁財天浮世絵

2019-12-08 08:56:26 | 仏像
弁財天十六童子の掛軸です。
八本の手には弓、矢、刀、独鈷杵、羂索などを持ち、角髪を結った十六体の童子像を従えています。
重信と落款があります。柳川重信ではなさそうです。





弁天様と十六童子の功徳を見ると、家内安全、ペット安全、商売繁盛、学業成就、恋愛成就、五穀豊穣など、あらゆる功徳を授けて下さる神様です。


歌川国芳の浮世絵です。
一流の浮世絵師の作品は見事です。印刷して飾ってあります。



歌川国芳Wikipediaリンク

檀家さんにも印刷して差し上げました。大変喜ばれました。



十六童子の御尊像もあります。



お顔が銀で塗られておりますので、違和感があるかも知れません。
昔は暗いお堂の中で、ローソクの光のみでお参りすると、お顔が浮き上がるようになっていたようです。

この御尊像は、お正月中の10日頃までは、御本堂でお参り出来ます。


九品仏のフライパンでランチ

2019-12-06 11:34:34 | 日記


先日、家内の実家から九品仏駅に向かい、家族と友人とレストラン・フライパンで昼食となりました。
家内はちょくちょく、ここで食事をするようです。




入ると食事をしているのは、女性ばかりでした。

ハンバーグのランチを注文しました。飲み物は紅茶にしました。



明らかに手作りのハンバーグでした。冷凍をピンではありません。
女性が喜ぶ味付けでしょう。

私の住む所では、より味濃く、低価格でないと無理かも知れません。


途中から満室になりましたが、跡から来るお客は女性ばかりでした。
ご主人様は、会社でワンコインかもしれません。

フライパン 東京都世田谷区奥沢6丁目13−8 丁目 地図

皇居 大嘗宮に一般参観致しました

2019-12-05 15:04:29 | 日記
昨日は家内が皇居の大嘗宮一般参列をすると話していましたので、同道させてもらいました。友人も含め四名で皇居に向かいました。今度の日曜日までです。大嘗宮一般参観link

外国人は西洋系の方が少しいましたが、圧倒的に日本人が多いようです。外国の言葉は一度も聞こえませんでした。
いつもは中国語が必ず聞こえるのですが。



先ほど持ち物などの検査をされ、坂下門から入ります。
いつもここから入るには、前もって登録する必要があります。
普段の東御苑は、行事がなく決められた期間であれば、登録なしで入れます。



大嘗宮までは1時間30分かかると案内していました。
トイレが何カ所かありますので、済ませておきましょう。

紅葉と寒桜を撮影する人がいました。私もパチリ !



東御苑の大嘗宮までは、延々と続いています。このあたりは何度も散策していますが、いつもの風景とはまったく異なっていました。
これ程の人が来られているとは思いませんでした。
まだかなり時間がかかりそうです。





放送されていた時間の半分ほどの時間で、大嘗宮近くに到着です。助かります。
しかし、大嘗宮近くからは、更にひとひとひとでした。なかなか前には進めません。





新天皇皇后陛下のテレビ画像を思い出しながら参列致しました。

周りの人などは、「もう二度と、この機会はない」あるいは「次の天皇陛下の時も、もう一度ここに参列したい」と話す声が聞こえました。
私にはとても無理です。今回来られただけでも嬉しく思います。







もうとうに先に行っていると思っていた家内達は、まだかなり後ろだったと連絡がありました。
天守台跡で待ち合わすることに致しました。

時間が遅くなり平川門からは出られません。北詰橋より皇居を出ます。地下鉄の竹橋から帰りました。
家内のお陰で、一生一度の体験をすることができました。
たまには感謝です。

午後から出かけましたので、帰りはかなり暗くなっていました。