光洋中学校 おしらせブログ

光洋中学校の行事の様子や学校からのお知らせ等を掲載します。

生命の駅伝

2016年06月13日 | Weblog
先週の金曜日(6月10日)に、「生命(いのち)の駅伝」が光洋中学校をスタートしました。

かつて、骨肉腫というがんに冒され右足を切断されたカナダのテリー・フォックスという青年が、がん研究のための募金を集めようと、義足でカナダを横断するマラソン(希望のマラソン)を始めました。最初は孤独な走りでしたが、やがて彼の活動は全カナダの共感を呼び、募金のみならず行く先々で声援が送られたり、一緒に走ったりする人が増えていきました。ところが・・・・・・。

志なかばでテリーのがんが再発、テリーは帰らぬ人となってしまいます。しかし、テリーの行動は無駄ではありませんでした。彼の思いが世の中を動かし、その遺志は世界中の人々に受け継がれました。今では世界各地で、がん撲滅・がん研究のための募金活動のイベントが行われています。

そうして日本でも始まったのが、この「生命の駅伝(EKIDEN for LIFE)」です。今年で22回目となり、光洋中学校は第9回から参加しています。

事前学習としてテリー・フォックスのビデオを見てから今日まで、生徒会の役員が中心になって募金活動を行ってきました。三輪崎小学校、三輪崎幼稚園にも協力いただき、合計16,382円の募金が集まりました。


出発のセレモニーです。全校生徒が参加しました。写真はちょうど生徒会長が挨拶をしているところです。


募金箱を生徒会役員より手渡しました。皆さま、ご協力ありがとうございました。


そして、スタート。テニスコートの周りを1周してから光洋中学校を出発しました。


雨が降らなければいいなと思っていましたが、当日は予想以上の青空で、暑すぎるぐらいでした。そんな中、生徒の参加は150人以上。有志でしたが、たくさんの生徒たちが走りました。


この光洋中学校をスタートするチームは熊野市役所を目指しましたが、生徒たちは約1km走っていったんゴール。学校へもどって2時間目の授業に向かいました。

生徒の皆さん、お疲れさまでした。小さな取り組みの積み重ねが、やがて世界を動かし、世の中をより良いものに変えていきます。わずか1kmでしたが、あなたたちの走りは確かにその一歩でした。

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