やはり選ぶ人が変われば、選ばれる人もかなり変わるってことですね。
イチロー、松坂選出 WBC 34候補発表 (サンケイスポーツ)
来年3月開催の第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本代表候補34選手が15日、都内のホテルで発表された。
11月21日のスタッフ会議では候補45人を選出した後、侍ジャパン候補の絞り込みを行った。第1回大会ではチームを牽引したイチロー(マリナーズ)、松坂(レッドソックス)、福留(カブス)、黒田(ドジャース)、ドジャースからフリーエージェント(FA)となった斎藤、城島(マリナーズ)、岩村(レイズ)のメジャーリーガーが7人が順当にメンバー入りしたが、4番候補の松井秀(ヤンキース)は選出されなかった。北京五輪代表に選ばれなかった岩隈(楽天)、小笠原(巨人)らも選出された。
原監督は会見で選考基準について「関係者の方やOBの方などに相談をし、“心・技・体”3つが万全な選手を選んだ」とコメントした。
選手が相次いで辞退を表明していた中日からは一人も選出されなかった。
来年2月15日からの宮崎合宿などを経て、28人の侍ジャパン戦士が正式に決定する。
いきなり余談から入るのだけど、某元大御所アナウンサー(隠居済)が「WBCは(サッカーの)ワールドカップには決してなれない。 あんなに力を入れすぎるのはおかしい。」といった主旨の発言をしていたようだけど、なぜわざわざサッカーワールドカップと比べる必要があるのだろう?
どのような形であれ、世界大会がある、そして、その世界大会で優勝したい、ということで何が悪いのだろうか? 応援したらいけないのだろうか? 世界的にマイナーなスポーツは力を入れて臨んだり、応援したらいけないのか?
はっきり言って非常に意味不明な発言だ、としか感じませんでした。 別にサッカーが好きならサッカーを応援すればよいし、国内競技人口100人にも満たないスポーツに熱狂的になったっていいじゃない。 それは人それぞれの好み・嗜好の話。 マスコミ側の人間だった人なんだから、どうやって世界的にも盛り上げていくか、ってことを考える立場の人なのにね。 心まで隠居しちゃったんですかね?
ごくたまにテレビなどに出てきてはご自身の自慢話ばかりを観たり聞かさせるよりは、はるかにましでございますことよ。 おほほほほ。
ということで、軽く適度に毒を吐いたところで本題に戻って、WBC2009第一次選考メンバーのお話。
マスコミが勝手に憶測記事中心でいろいろウダウダ書いている時にはほとんど取り上げることのないこのブログでしたので、第1次メンバーが発表されるまでのすったもんだ(特に竜関係ね)は無視しておりました。
とは言いながらも、今回のように正式に第一次候補が発表されたとなれば、とりあげさせていただきます。 第一義として、プロ野球好きですからね、私は。
45名発表という話がありましたが、直前になって34名に絞って発表となりました。
北京五輪の時の第一次選考のマスコミ受け重視の選考に比べたら、はっきりと原さんの意思が感じられるのでいいことではないかと思いますよ。 きちんと絞らないと美味しい果汁はできませんからね。
マリーンズからは結局は1名のみの選出。
その1名は、渡辺俊介。
俊介のアンダースローは、WBC2006の時もそうですけど、妙に重宝がられますね。
北京でも一応選考には残っていましたし、アンダースロー=外国では珍しいから対応しにくい、という図式が定番化しているようで。 でも、俊介って、国際試合にそんな強いっていう印象が全くないんですが、私は。 WBC2006の時も、思う存分打たれていましたし。 要は、アンダースロー=対応が難しい、ではなくて、きちんと選手の事前調査ができていて、その攻略法を監督・コーチ、そして選手たちが把握して練習を積んでいるか、でしょ。 もちろん、超一流どころになると、そんなデータうんぬんを超越し、力を発揮してしまうのだけど。
これを書いている時点では、選手一人ひとりの選考理由を聞いて(読んで)いるわけではないのでわかりませんが、アンダースロー=対応が難しい、という安易な図式でのみ選出したのなら、最終選考(合宿)前にメンバーからはずしてもらいたいですね。
対戦するであろう各国の選手たちを詳細なデータやビデオ等で判断した結果、俊介のアンダースローなら「こういった選手たちであれば非常に有効」という考え方であれば、ぜひとも選んでもらって、思う存分活躍してもらいたいですけどね。
俊介の話を例として書きましたけど、結局は他の33人についても同じだと思う。
もちろん、日本シリーズが終わってから1ヶ月程度しかないし、まだ他国のメンバーも決まっているわけではないでしょうから、原さん(およびコーチ陣)も完璧に把握できていないでしょう。 でも、直近で北京五輪があったのだから、それまでに調べた豊富なデータ・画像は大量にあるはず。 他国が、そのリストにも載っていないような、まったく違うメンバーが選出されるわけではないでしょうしね。
それこそ、星野さんを始めとした北京五輪時のコーチ陣・スタッフ陣達が、綿密にフォローすべきことでしょう。 協力する、って言っていたわけですしね。 口の出しすぎはご法度ですが。
まあいずれにしても、基本的にはこの34名の中から最終メンバーが選ばれるわけです。
相変わらず先発投手ばかり選んでいるのはどうかと思いますが、とりあえず1戦1殺、先発投手が5回まで投げきって、そのあとは斎藤→山口→馬原→藤川の4人(順不同)で1イニングずつ投げて終わる、ということで。 どんな展開だろうが関係なしにこの4人を酷使♪
サプライズ的存在としては、亀井(ジャイアンツ)くらいですかね。 世間の目からしたら、北京五輪予選の時のサブローのようなもの? 面白い人選ではありますよね。 亀井のどこが面白いって? そりゃあ、、、、、、、、、、ほら、、、、、、、、、、、、、、、、どこだろ?
まあサブローと亀井で大きく違うのは、その選手の所属球団に関わった人物が選んだか、まったく関係のない人物が選んだか、というところでしょうか。 最終メンバーまで残るかどうかはわかりませんが、どう亀井が対応していくかは注目したいものです。
いずれにしても、原さんには亀井をどうして選んだのか、明確な理由(さっき書いたようなデータ等の論理的根拠も含めて)を聞きたいですけどね。
それにしても、西岡、成瀬あたりは残念がっているかもしれませんね。
西岡は目立ちたがり屋だし、成瀬もなんだかやる気満々って感じでしたし。 西岡は、終盤の故障が影響したのかもしれません。
じゃあ川崎(ホークス)は?って意見もあるでしょうが、そこは協力スタッフに王さんがいますからねぇ。 本人も王さんなどから「いけるか?」と聞かれたら、「いけます!」、「100%の状態か?」と聞かれたら「100%以上です!!」としか答えないような性格ですし。
成瀬は、今年の状態じゃしゃーないわな。 川崎のような性格でもないし。 良い意味でね。
ま、いずれにしても、どんなメンバーとなろうとも、相手あってのこと。
WBCスタッフ達は思う存分休むことなく調査研究を重ねて、春先からの合宿からの相手対策を含めた練習メニューを考案して頂き、選手達はそれに応えられるように体作りをしてもらいたいものです。
今回もお読みいただき誠に誠にありがとうございます。
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某ニュース番組で栗山氏が「じょーーーじまがいるから心強い!」って言ってましたが、そうかな? 捕手としての評価はかなり米国でも・・・・・
やたら俊介を推していたのも逆フラグみたいでヤダなぁ。。。