こうのとりちゃんを待つ日々・・・ななの不妊治療NOTE

39歳、結婚9年目。子宮内膜ポリープ切除2回、稽留流産を経て体外受精3回目で妊娠継続中です。双子であることが判明!

淡々と

2009-10-05 | 体外周期
今日は3日目のクリニックの診察に行ってきました。


午後、遅めはあまり行ったことがなかったけど空いてて良かったです。


2時間かからなかったから早いと感じる・・・


血液検査の結果はE2が38、FSHが21.6。


FSHはまた高過ぎです・・・


でもね、先生が前の記録とかまでずっとさかのぼりながらカルテを見てくれて


「あなたの場合は3日目でFSH高くてもだんだん下がってくるからね。普通はこれだとクロミッドを処方しないけど、ほらこの前の妊娠した時も大丈夫だったから、今日からクロミッドのみましょう。」


ということになりました


いよいよ3度目の挑戦がスタートです






ところで昨夜BS-TBSで21時から「不妊治療」という30分間のドキュメンタリー番組をやっていたのですが、ご覧になった方はいらっしゃるかしら?


私はたまたま新聞のテレビ欄で見つけたので、ダンナちゃんと一緒に観てみました。


NHKでよくある科学的な番組かと思っていたらそうでもなく、大阪の1人の不妊治療専門の女医さんにスポットをあてたものでした。


今40代の彼女は、自分自身体外受精の6回目でやっとお子さんを授かったそうです。


ご主人の精子が少なくて苦労したらしいです。


そして、患者の気持ちがよくわかる先生ということで大人気だそう。


私も話を聞いている限りではこんな先生だったら何でも話せていいかも、と思いました。


辛い思いとかもきちんと受け止めて聴いてくれている感じでした。


その先生が昨日、番組内でお話しされていた中で私の印象に残ったのは


「不妊治療は一喜一憂せずに淡々と。自分は他の人と比べて何かが劣っているとか欠落しているとかは思わないこと。別に病気じゃないし、このままでもいいんだけどちょっと医療の力を借りて希望をかなえてみよう、くらいの気持ちでいること」


全部当たり前のことと言えばそうなんだけど・・・私には「淡々と」という言葉が一番しっくり自分の中に入ってきました。


この1年の間に(それまでも何年もいろいろあったけど)初の体外受精→陰性、2回目→陽性→流産とそれこそジェットコースターにでも乗ってしまったように、上がったり下がったりを繰り返して、疲れてしまったなぁというのが実感です。


だから淡々と過ごせたらどんなにいいだろうと思います。


ここ1~2ヶ月は治療ができない苛立ちもあったけど、毎日の体温に振り回されることもあまりなく、他のことに関心を持つ日常を送れていました。


でもまた治療がスタートしたらこういうわけにはいかないだろうなぁと思っている自分もいたわけです。


だけど「淡々と」こなすのがいい、と言われると、そうかそうだよね、こうやって仕事をこなすように感情移入しないで、クリニックに通えばいいんだよねと思います。


「妊娠について」いろいろ考えないようにすればいいんですよね。


クリニックも歯医者の健診とか、そんな感じにね。





それからこの先生がおっしゃっていたことでもう1つ。


ダンナ様への対応について。


①細かい報告はしない。


②結果が悪くてもダンナ様に八つ当たりはしない。


3つだったけど1つは忘れちゃった


②は当然かもしれないけど、①はやっぱりそうだよねって思いました。


あんまりクリニックでの細かい血液検査の数値とか言っても理解できないだろうし、そういうのは自分の中に納めておいて、言わなきゃいけないことだけ伝えていけば十分なんだろうなって。めんどくさいって思わせない方がいいっていうか


私が今まで観た不妊に関する番組の中では、まぁまぁよかったかなって思いました。


なかなか満足のいく取り上げられ方ってしないですものね。


ちなみにうちのダンナちゃんは不満だったらしい


最後に女性のアナウンサーがまとめの一言をさらっと軽く(不妊治療は一喜一憂せずに淡々と・・・等)言ってのけたところが気に入らなかったみたい


「そんな簡単なもんじゃねぇんだよ経験のないやつにわかってたまるか」って・・・


「そうねぇ、そうだよねぇ。一喜一憂しないで、って言葉はそれを何度も繰り返して辛くなって初めて言える言葉だよねぇ」となだめておきました


たぶん、これは私を気遣って出た言葉なのだと思いますが・・・。


嬉しく聞いておくことにします


次は8日目に受診です。