こうのとりちゃんを待つ日々・・・ななの不妊治療NOTE

39歳、結婚9年目。子宮内膜ポリープ切除2回、稽留流産を経て体外受精3回目で妊娠継続中です。双子であることが判明!

周期10日目 36.43度 どうしても・・・

2007-08-23 | 不妊


    周期9日目 36.43度




昨日も勉強会の続きに行って来ました。

一昨日よりもさらに皆さん、心の奥底の話をし、いろいろな人の経験を聴かせていただきました。

ものすごい壮絶な、私だったらとても耐えられないだろう・・・という経験をなさっている方もいて

いろいろ考えさせられました。

でも、だからって、私はまだ幸せ・・・と思うのも違う気がします。

私の「子供が欲しいのにできない」という思いは、誰かの辛い経験と比べられるものではないし。

今回のグループのメンバーは、そこのところは理解してくださったようなので、良かったと思います。






私が今回、自分の気持ちを皆さんに話したときに、迷ったけど話してしまったことがあります。

ここに書くのもためらうけど、私のこの気持ちは正直なものなのです。








先日、テレビなどの報道でご覧になった方も多いかと思うあるニュースについて。

1年前に、飲酒運転の車に追突されて3人の子供の命が奪われた事件がありました。

私は昨年、このニュースを知ったとき、心から気の毒に思いました。

もし、自分に子供がいてこんなめにあったら耐えられないと思ったのも事実です。

ところが、今年、一周忌の法要の場面をテレビで見ていて、あぁもうあれから1年経つのか・・・

と思ったとき、お母さんのお腹に新しい命が宿り来月出産予定だということを知りました。

その瞬間、「えっ?!」と思いました。

「もう、できたんだ・・・。悲しみのさなかにできたんだ。できる人にはどんな状況でもできるんだ・・・。」

と思ってしまったのです。

そのとたん、この事故に対する自分の気持ちが変わってしまいました。

もちろん、亡くなったお子さんたちは本当にかわいそうです。この子たちは二度と帰ってきません。

ご両親の悲しみも新しく子供ができたからと癒えるものではないでしょう。

そういうことはわかっていても、どうしても納得できないというか、なんで?という思いに

とらわれてしまう自分がいるのです。

私たち子供を待つ身の人間は、少しでもストレスをなくそうとか毎日毎日考えながら

生活してます。

私も不規則な仕事が不妊の原因では?という思いもあり、10年勤めた会社も辞めました。

でも、子供を3人一度に亡くすというものすごいショックを受けたにもかかわらず

できる人にはできるんだ・・・って思ったら・・・。

この思いを話さずにはいられませんでした。



こんなことを書いて、読んだ方を不愉快にさせていたらごめんなさい。

まだまだ、心の器の小さい私です。