アラヤネスの実その２

１０月３１日に紹介した、わが家のベランダにある鉢植えのアラヤネス（マートル）の実の続編です。前回は、まだ甘くなく、とても食べられたものではありませんでした。
昨日、いよいよ収穫と思ってベランダを見たところ、写真のように実がありません。数日前は、たわわに実っていたのに！そういえば、朝、ベランダでヒヨドリが騒いでいたのを思い出しました。きっと熟して、おいしくなっていたのでしょう。たぶんね。
ということで、近所のマンションの庭先になっていたアラヤネスの実を数粒失敬してきました。（ごめんなさい。）

写真2のとおり、ちょっと柔らかくなって完熟状態です。皮は、ちょっと紫がかった黒色。中には種があります。この実を焼酎に漬けた人のブログでは、とてもおいしく漬かったとのことだったので期待して食べてみたら、ムムムー、ウー。甘みはあるけど、香りが強烈な上、結構渋いのです。完熟しても、生では、おいしいとはいえません。ただ、確かに焼酎に漬けると美しく、おいしいリキュールになりそうです。香りは、アラヤネスの葉と同じような香りで、ローレルの葉の香りに似ています。あまりうまくないのは、残念ですが、ようやく味を確認できました。来年もヒヨドリにお裾分けしようと思っています。