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窓辺の小太郎

野付半島の渡り鳥や動植物の生き生きした「瞬間の美」を目指します。

オジロワシ、のんびり

2023-07-25 20:26:58 | ワシのいる風景

ヒナが巣立った。

おばんです。小太郎でごじゃります。

            ★ オジロワシ、のんびり ★

もうひと安心。あとは食べ物を運んでやればいい。

親鳥は何もいない湾内の水面を凝視している。

ヒナを連れたカモたちはヨシ帯の中に入り、警戒を怠らない。

ワシは川の上流に向かう家族やヨシ帯の外に出てきたヒナを狙う。

タンチョウのヒナだって親が油断するとやられる。


スズガモ、キンクロ、オナガガモ

2023-07-20 18:41:46 | 海鳥
野付湾周辺では毎年、スズガモとキンクロハジロ、オナガガモが夏季にも生息する。
 
おばんです。小太郎でごじゃります。
 
 
         ★ スズガモ、キンクロ、オナガガモ ★ 
 
どの種も北極圏近くの北部で繫殖するカモの仲間。
 
繁殖しているかどうかは分からない。
 
 
長年観察して思うことは、繁殖地に行かないで残る個体がいるということ。
 
北極圏で繁殖するコクガンでさえ、居残ることがあります。
 
繫殖しているかな、と観察していたが、ヒナを連れていることはない。
 
 
残ったコクガンを見ていて、気づいた。若い個体なのだ。
 
わざわざ繁殖地まで行くことなく、体力を付け、秋に繁殖していた群れが
渡って来るのを待てばいいのだ。
 
 
臨機応変、自然の知恵なのだ。

 


ハナアブ、らんまん。

2023-07-17 14:38:05 | 生き物バンザイ
シシウドの花にはたくさんのハナアブが来る。種類はわからん。
 
おばんです。小太郎でごじゃります。
 
 
            ★ ハナアブ、爛漫 ★
 
1匹のハナアブを見ていたら、周りに他のハナアブが飛び出した。
 
 
しきりにアタックしている。どうもオスみたい。花にいるのはメスかな。
 
鳥に捕られる危険を冒し、虫たちは頑張ってるう。
 
 
虫の生態は知らないけれど花の上では、いろいろなドラマが繰り広げられて
いる。
 

 


ウミネコ

2023-07-15 19:09:04 | カモメ類
カモメ類は営巣真っ盛り。
 
おばんです。小太郎でごじゃります。
 
 
              ★ ウミネコ ★
 
野付半島の砂浜にはウミネコが集まって来ている。
 
根室海峡でイカナゴなどの小魚を追いかけ、真水を飲みたくなった連中が
やって来る。
 
 
湿原の池に集まり、水を飲み、体の塩分を洗っていく。
 
浜でくつろぐ連中は若い個体や繁殖営巣に参加していないウミネコ。
綺麗な成鳥もいるし、1から3歳くらいの若者が交じる。
 
 
この時期の羽色は艶があり、美しい。換羽の最中の若者もいるが汚れのない
羽をしている。
 
 
赤いアイラインの成鳥は見事に美しい

 


暑い

2023-07-14 21:06:32 | エゾジカの四季
めったに暑くならない野付半島。
 
おばんです。小太郎でごじゃります。
 
 
              ★ 暑い ★
 
太平洋高気圧がオホーツク高気圧を押し上げて張り出してくることがある。
 
熱風が張り込み、25℃以上になる。草原の中の気温はさらに上がる。
 
草地で暮らすエゾジカ、さすがに暑いらしく湿原に来ている。
座り込んでお腹を水につけているようだ。角だけが見える。
 
 
オスばかり。1頭が水たまりにやってきた。涼しげだ。