窓辺の小太郎

野付半島の渡り鳥や動植物の生き生きした「瞬間の美」を目指します。

沖を見て、どうする。

2023-04-23 19:26:37 | ワシのいる風景
若いオジロワシが護岸に止まり、沖合を眺める。
 
狙いは何じゃ。
 
 
この時季、根室海峡は続々渡り鳥が群れになり通過して行く。
 
オオハクチョウ、ヒシクイ、マガン、コクガン、オナガガモ、ヒドリガモ、
ヨシガモ・・・・。
 
海の中は、ニシンが群れになって移動する。

 


森のタンチョウ

2023-04-22 19:08:50 | タンチョウのいる風景
森の中、ミズバショウの花が見ごろになってきた。
 
おばんです。小太郎でごじゃります。
 
 
 
              ★ 森のタンチョウ ★
 
気温が高くなり、純白の仏炎苞(ぶつえんほう)が伸びてきて目立つ。
 
 
水が温み、エゾアカガエルが産卵をしている。
 
 
タンチョウ夫婦がやってきている。カエルを獲りに来ているのだ。
 
滅多に会えないが、運よく出会えた。これから巣作りが始まる。
 

 


キタキツネ、子育て始まる

2023-04-19 15:49:21 | キタキツネの生態
キタキツネの営巣が始まった。
 
おばんです。小太郎でごじゃります。
 
 
          ★ キタキツネ、子育て始まる ★
 
野付半島のキタキツネは砂地に穴を掘り、子育てをする。
 
入り口出口がいっぱいあり、いつでも逃げることができる。
 
 
この母親は鮭の定置網の番屋の倉庫の中で子育てをするようだ。
ボロ小屋だが、雨と風は防ぐことができる。
 
 
たぶん小屋の下に穴を掘り、そこで子育てをしている。
 
 
屋根に上り、周りの様子を窺って、中に入って行く。慎重だ。
神経質だが、お馴染みさんなので寄らせてくれる。
 
番屋の周りの廃船やドラム缶はひと休みするにはちょうどいい憩いの場。
 
 
これからチビ立ちがうろちょろしだす。

 


ヒメウも増えてきた

2023-04-18 18:01:01 | カモ類
日没に根室海峡の沖合から帰ってくるヒメウが多くなった。
 
おばんです。小太郎でごじゃります。
 
 
           ★ ヒメウも増えてきた ★        
 
冬季は多くないが、流氷が流れ込んでくる頃、数が多くなる。
 
3月の終わりころから増えてくる。港の突堤や護岸にへばりつき、夜を過ごす。
 
 
日没近くなると続々と群れになり、港周辺に集まってくる。
 
 
全国に散らばって冬を過ごしていた個体が北上してくるかな。
 
ヒメウもそろそろ、カムチャッカ半島に向け、渡って行きます。
 
なんか寂しい。けど、活気溢れる4月です。

 


今夜のねぐら

2023-04-17 17:36:22 | シギ・チドリ
ハマシギは春告げシギ。シギチドリの先鞭、どのシギよりも早く、群で渡って来る。
 
おばんです。小太郎でごじゃります。
 
 
             ★ 今夜のねぐら ★        
 
春は潮が良く引き、干潟が広く現れる。シギたちにとり最高の季節だ。
 
ゴカイが多く、ハマシギには最高の中継地だ。
 
 
満潮になると砂浜の窪地に入り、休む。
 
 
夜はキタキツネから身を守るために半島の先端に集まる。
 
 
風を避けるために窪地はいい場所。羽色がよき保護色になっている