窓辺の小太郎

野付半島の渡り鳥や動植物の生き生きした「瞬間の美」を目指します。

コクガンが頭の上を通過して行く

2021-11-21 22:03:42 | コクガン・ヒシクイ・ガン類

久々にコクガンが頭の上を通過していった。ここ3,4年、コクガンは風蓮湖

海岸線沿いにやってくることが多かった。なかなかチャンスに恵まれな

かった。

おばんです。小太郎でごじゃります。

 

         ★ コクガンが頭の上を通過して行く ★

今季は様子が違う。5年くらい前のように根室海峡の国後島よりの海上から

れがやって来る。

野付湾のコクガンは今が一番多い。今季は根室海峡の海上で夜を過ごすのか、

早朝、朝日が上がってくる前後に海上すれすれに群れが飛んでくる。

朝陽をバックに飛んでくる群れが野付湾に入ってくる光景は迫力がある。


こんなところで、食事するヒシクイ

2021-11-20 20:47:28 | コクガン・ヒシクイ・ガン類

例年だとほとんどが、牧草地へ早朝飛び立って行くヒシクイ。

このところ野付湾内で食事をしている群れを見かけます。

食べているのはアマモ。ハクチョウやコクガンみたいに倒立してアマモを

引き抜き食べています。


カモ・フラージュ

2021-11-19 14:29:00 | カモ類
乾燥アマモの上で休むオナガガモたち。
 
おばんです。小太郎でごじゃります。
 
 
          ★ カモ・フラージュ ★
 
乾燥アマモで寝てみるとふわふわで温かい。乾燥するとアマモはものすごく
軽くなります。ヨーロッパではこれをベットの材料にするくらいです。
 
太陽さんが出ているときに横になるとその温もりでゆっくり眠ることができ
ます。
 
 
カモ達もよく知っていて、よく使います。首を翼に入れて休んでいる姿はア
マモの色に溶け込み、実に見つけがたい。特に渡って来た当初はオスもエク
リプス(冬羽)で融け込んでしまいます。
 
彼らを狙いハヤブサやオオタカ、オジロワシが出没しますが、これだと分か
りづらい。
 
 
エクリプスの効用です。

 


凍るまでのんびり

2021-11-17 14:42:58 | タンチョウのいる風景
今季、ヒナを育てらなかったタンチョウ夫婦。葦帯の中でのんびりと過ごし
ています。
 
おばんです。小太郎でごじゃります。
 
 
            ★ 凍るまでのんびり ★
 
水位が上がると浸水する葦帯の中は、よき隠れ場所でありよき餌場です。
 
ただ、営巣するには水位や嵐の関係で営巣成功率が高くない環境です。葦の茎
作る巣は水にはひ弱で、抱卵中に浸水して駄目になることが多いのです。
 
 
生活をするにはいいかもしれませんが、繁殖するには決していい場所ではない
です。数年に一度、ヒナを育て上げればいいという感じです。
 
 
でも、彼らは毎年諦めずによく頑張っています。
 
今季は気温が高いせいか、いつまでここにいてくれるだろう。
 

 


凍るまでのんびり

2021-11-17 14:42:58 | タンチョウのいる風景
今季、ヒナを育てらなかったタンチョウ夫婦。葦帯の中でのんびりと過ごし
ています。
 
おばんです。小太郎でごじゃります。
 
 
            ★ 凍るまでのんびり ★
 
水位が上がると浸水する葦帯の中は、よき隠れ場所でありよき餌場です。
 
ただ、営巣するには水位や嵐の関係で営巣成功率が高くない環境です。葦の茎
作る巣は水にはひ弱で、抱卵中に浸水して駄目になることが多いのです。
 
 
生活をするにはいいかもしれませんが、繁殖するには決していい場所ではない
です。数年に一度、ヒナを育て上げればいいという感じです。
 
 
でも、彼らは毎年諦めずによく頑張っています。
 
今季は気温が高いせいか、いつまでここにいてくれるだろう。