窓辺の小太郎

野付半島の渡り鳥や動植物の生き生きした「瞬間の美」を目指します。

ヒガラ、子育て真っ最中

2021-07-06 20:33:27 | 山野の鳥

娘の結婚式の準備やら本番で、しばらくご無沙汰していました。復帰します。

根室地方では平地の森林や河川流域の林で、普通にヒガラが棲息しています。

おばんです。小太郎でごじゃります。

 

            ★ ヒガラ、子育て真っ最中 ★

この時期、ヒガラは巣立ったヒナを連れ移動してきます。私はヤナギの木のそば

で待つことにしています。

ヤナギにはたくさんの小さな幼虫が発生しています。5ミリから8ミリほどの芋虫

葉の裏についてます。じっくり眼を凝らしてみなければわからない葉っぱ色を

てます。

ヒガラはこの虫が大好きです。しかも他の鳥があまり捕らないので、見つける

ひとところでたくさん食べることができます。

葉うらの虫を捕るにはヒガラの軽い体重と小柄な体形、俊敏な運動神経がある

からこそです。葉のうらにとり付き、保護色になっている虫を見つけます。

口角は黄色なヒナは枝に止まり、親が次々に運んでくる幼虫を放り込んでもら

います。

ときには大きな青虫を見つけますが、脚で押さえ引きちぎりヒナにやります。

俊敏に動き回るのでじっくりと観察するのは大変です。


離農の跡に咲いてきた花 2コウリンタンポポ

2021-07-01 21:59:10 | 植物

ブタナの強力な黄色に負けず、同じ場所に咲いている花がありました。鮮やか

柿色のコウリンタンポポです。

おばんです。小太郎でごじゃります。

 

     ★ 離農の跡に咲いてきた花 2コウリンタンポポ ★

ブタナの強力な黄色にも負けず、下の方でたくさん咲いています。太陽の光を

いっぱい浴びてそれぞれが勢いよく成長し、長い花茎の先で花を咲かせていま

す。

コウリンタンポポもヨーロッパ原産の植物。繁殖力が強く、北海道では在来の

植物への影響が心配されている種です。

野付半島の草原でも見られますが、荒地にならなければ増えてこないようです。