窓辺の小太郎

野付半島の渡り鳥や動植物の生き生きした「瞬間の美」を目指します。

キタキツネ、陽春に誘われて

2021-03-23 19:48:33 | キタキツネの生態

日射しがどんどん強くなり、反射する日射しが眩しすぎます。野付湾の氷が

融けだしました。その上をとくとくキタキツネが歩いて行きます。

おばんです。小太郎でごじゃります。

         ★ キタキツネ、陽春に誘われて ★

ペアリングが終わり、交尾も終わったキタキツネが単独で徘徊しています。

ザラメになった雪の中でのネズミ猟は難しいようで、森の中から現れたキツネ

向かうのは海岸です。

サケの定置網に使われた浮き球が干してある砂浜を横切って海岸線に出ていき

ます。

遠くには知床の連山が真っ白な頂を連ねています。その前をキタキツネが横切

って行きます。

海岸線には打ち上げられた流氷の残骸がボロボロ残り、太陽に光で融けだして

います。

流氷とともに打ち上げられたものの中に食べるものがあればいいのですが。