窓辺の小太郎

野付半島の渡り鳥や動植物の生き生きした「瞬間の美」を目指します。

タンチョウが畑に集まり始めました

2019-09-19 19:07:18 | タンチョウのいる風景

大雪山に今季初の積雪です。例年より遅いそうですが、今朝は乾燥した冷気が入ってきた

のが肌でしっかり実感できました。いよいよ北極からの寒気団が降りて来ました。

おばんです。小太郎でごじゃります。

         ★  タンチョウが畑に集まりだしました  ★

作物の収穫がたけなわです。小麦、ジャガイモ、テンサイの刈入れが終わり、さっぱりした

農地になりました。小麦畑は刈入れ機が入り、麦穂だけの収穫が行われ、茎や葉は残されて

います。ジャガイモやテンサイ畑は掘り起こされ、地面はきれいに整地されています。

そこにタンチョウの群れがやってきています。その数が少しずつ増えてきています。

9羽だったのが、行くたびに19羽、28羽と確実に増加しています。

情報が拡散し、ばらばらだった小さな若者の群れが集まってきているのです。縄張りを

持たない若者はフレンドリーで、食べ物を巡って喧嘩をしません。ゆったりと落ちた麦の

実を拾って食べています。土の中の虫を食べています。

これからデントコーンの刈入れが終るとトウモロコシの実がたくさん落ちるので、さらに

たくさんのタンチョウが集まってきます。

タンチョウだけでなく、オオハクチョウや亜種ヒシクイ、カモたちが集まるようになると

それはそれは素晴らしいワンダーランドになります。