江少剣ブログ

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53歳一刀貫の剣道挑戦記~百七十四本目!

2022年06月19日 | 一刀貫の剣究室
防具が乾かないですねぇ、しっとりというか、もうねっとりした感じの小手を着装する時の感じと言ったらもうね…朝からすみません、おはようございます!一刀貫です!

最近やままさ先生にお願いして、稽古前に形の稽古をつけてもらっています。一回回って、改めて「形ってすごいな」と思うようになったからです。とても重要な要素が詰め込まれていて、しっかりと考え消化しながらするのはとても大事な事に思えました。そこで毎回1本づつ、拘って分解しながら教えて頂いています。
するとやはり、これまで相当「適当に」やっていたなという痛い思いがする反面、ものすごく勉強になります。
たとえば一本目で左上段で木刀を上げると、なんと私まっすぐ上げてるつもりが、木刀が右に傾いていました。嘘でしょ!?と少々ショックでしたが、面打ちが右に曲がるクセが直らなくて苦労している私、根本的に何か感覚が狂っているのかも。良いヒントになりそうです。
二本目の小手抜き小手は比較的簡単に見えますが、これも全然出来ない。小手打つ際の太刀筋がモロに曲がっていたり、綺麗に小手を抜く事が出来なかったり。三本目の突き合いなどは、攻めの良い参考になるなぁと思いました。どれもまだ全然未熟でできませんが、未熟な自分が見えた分だけは、もしかしたら成長したのかもしれません。
 
未熟と言えばまだ面打ちも全然出来ません。昨夜も先生に丁寧にご指導頂きましたが、まぁ自分でも不思議なくらいまともに打てない。でもこれも、先生の綺麗な面が「見えるように」なって自分との違いに愕然とし、理想としてそうなりたいと、思えるようになったからかもしれません。3年後くらいに五段審査に臨むことになると思いますが、今頭にある理想に少しでも近づく事が、合格の道と思っています。「しっかりと攻めて機を捉え、真っすぐに、手元を簡単に上げずに伸びて行ってから、冴えのある打突の面。そして打突後も心切らさずに、しっかりとした残心」。・・・て、うっは、自分で書いててハードルの高さに恐れおののきます。でもそれが私の理想です。
 
さて廻り稽古の際に少しまた、ゆうた君と稽古させてもらいました。ゆうた君は攻めがとても強く、下からぐっと攻められると簡単に誘われて手が出たところをバンバンと打たれました。「あー、攻められて誘い出されるってのはこういう事かー」ととても勉強になりました。攻められて、負けちゃいけない。そこでさらに強く攻め返さなければ。でも気持ちも技術も弱い私は、あっさり負けてしまう。特に心の修行に、とても良い稽古を頂きました。感謝。
 
扉を開けば開くほど、その先に続く道の長さに驚き、見つかる課題に頭悩ませ、面白いなぁと思います。昨夜ぼんやり「わたしも300年くらい修行したら八段合格出来たりするのかなー、長いなーはははは」なんて考えたのですが。違いますね、何年ではなくて、人生全てが歩み悩む修行の道なのでしょう。
 
さて次の稽古でもまた大いに「出来ないわー出来ないわー」と、悩んで楽しむと致しましょう。
よろしくお願いいたします!
 
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