狩りをご一緒する方
ボスをご一緒する方
この世の情勢を語り合う方
なんて事のない日常を伝え合う方
私の知人欄に並んでいる知人さんは
それぞれ交流の目的が違う。
良普さんは知人さんを集めて徒党を作るけれど
私にとっては初めましての方が多く新鮮だった。
お誘いはして下さるけれど固定として私が参加しているわけではない。
誰かに必要とされるのは嬉しい。
でも縛られる事は辛い。
生意気にもそんな . . . 本文を読む
再び大きな時代の波がすぐそこまで来ていた。
色々な事が次々と変わっていくような予兆。
程なくして古神と神典にも不変と同様の技能が追加された。
雅楽様には劣るとはいえこれで躊躇していた場所に
私達も安心して足を踏み入れる事が出来る。
知行も順調に育ち高額な産物も所持出来るようになり
贅沢をあまりしない私は資金に苦しむような事はなくなっていた。
気づけばあまりTDにも行かなくなった。
屋敷の狩り . . . 本文を読む
「眞子タン遊ぼ~!」
あれから馬流ちゃんに追いかけまわされる日々が続いている。
良い子だけどあの呼び方だけは何とかならないもんかしら…。
「眞子さん!そろそろまた勝負してみませんか!?」
岳さんは岳さんで対人狂のように私を道場へ誘う…。
「まぁまぁ、二人共落ち着いて…。」
私は茶屋で無理やり団子を二人に渡すとその場に座り込んだ。
岳さんと馬流ちゃんは初めて会った日から意気投合し仲 . . . 本文を読む
数秒経ってふっと我に返る。
貴石屋も宝飾屋もそっぽを向いたまま
見ないふりをしている。
「ちょっと…、どうしてこんな事…」
私は恐る恐る問いかけた。
「しっ!静かに!」
柳さんはそっと後ろを振り返る。
「何?一体どうしたの??」
私は小声で聞きながら柳さんを見た。
苦笑いしながら彼もそっと私を見る。
「…追われてる…w」
「は!?」
追われてるって誰に?
それと . . . 本文を読む
九州を進めながらも低lvさんのお手伝いの日々は続いていた。
本格的に石を打ちたい時は匿名を使い
知人とお話しながらのんびり過ごす事も増えた。
楽市を見ると良い装備を作れる職人さんは大体決まっていて
中でも弓はとても高かった。
買えば買えるのだけれど
今の弓でも十分だし…。
私の貧乏性はあいかわらずだった。
浜名湖で知人になった星さんは本当に色々と知っている方で
私には少々難しいと感じる話を . . . 本文を読む
私は大きな勘違いをしていたのだと思った。
琉聖は特定の知人を作れなかったのでは無く
作らなかったのだと。
野良として生きる事を彼は最初から決めていた。
元々友人と騒ぐ事に興味が無かったという性格であったのかもしれないけれど。
野良として生きる事が
特定の知人を作らない事が
この世に存在する上でどんな支障があるのか。
彼はそんな事まで考えて動いていたのだ。
ここまで生きてきて辿り着いた答え . . . 本文を読む
巫女の姉様の紹介で知人欄が増えていく。
皆さん優しそうな方ばかりだ。
岳さんは斎藤に移籍した後もよく那古野に遊びにきていた。
次々と養子を迎え色々な職を研究しているようだ。
志築さんについて薬師の姉様には気を付けるようにと言われているが
私は面白くて大好きな方。
時々変な事も言うけれど
戦闘についてとても詳しく
実際はやり手な方なんだと思う。
詩皇さんはあいかわらずだ。
時々驚くほど女性に . . . 本文を読む
佐賀城の晶との戦闘は私を一回り成長させてくれた気がする。
勝利した後 私は飛び跳ねたい位嬉しかったのだが
党員の方達はとても静かにその勝利を祝っているかのように見えた。
大人…。
なんてスマートな喜び方…。
やっぱり上級者様はこんな時でもかっこいいなぁ。
「勝った~!!」
とはしゃぎながらみんなで万歳するのも楽しいけれど
こんな喜び方もなんだか素敵だ。
私は飛び跳ねそうになった足を止 . . . 本文を読む
物凄い火力だった。
雑魚狩りをやっている時から感じてはいたけれど
佐賀3である田尻鑑種さんとの戦闘で確信に変わった。
特に印象的なのが党首の暗殺様。
それから武士様。
動きに無駄が全く無い。
装備は拝見していないけれど
相当な物を装備しているかもしれない。
徒党内では次の晶について
様々な意見が交わされる。
私はとにかく裏解呪に努める。
それからヘイト管理をしなくては…。
この徒党 . . . 本文を読む
この頃にはあれだけ悩んでいた初期振りも
こだわり商人のおかげで振り直す事が出来るようになり
知人に手伝ってもらいながら目付 奉行にと昇進する事も出来た。
杖すらどうしようかと悩んでいた与力試験。
こんな風にお手伝いをお願い出来る日が来るなんて
思ってもみなかった。
つくづくこの世は人と人との繋がり無しでは
生きていけない場所だ。
よくお誘いを下さる武田の鍛冶様
初心者でも頑張って党首をし . . . 本文を読む