「経験欲しいから伊勢へ狩り付き合ってーw」
明津さんはいつもの元気な声で私に言う。
「うん、私も経験欲しかったとこ^^」
稲葉で寝泊まりしていた私は
那古野から走ってくる明津さんを待つ。
大きな体で棍棒を担ぎ
豪快に笑うその姿は鍛冶屋そのものだ。
明津さんが作ってくれた棍棒や小刀
修得用にといつも手渡してくれた武器。
初心者だった彼は毎日毎日楽しそうに
暮らしていたように見えた。
私 . . . 本文を読む
今日も無いな…。
俺は稲葉の売り子を物色しながらため息をつく。
職人もたくさん居る。
品数も決して悪くは無い。
だが
弓が…
弓だけがあまり売られていないのだ。
w-の普通の弓。
それはそれなりにある。
俺が欲しいのは攻撃力だ。
なにより重要なのはそこなのだ。
まだまだ修得中の身
何を贅沢な事をとも思うが
攻撃力の高い刀を持てない俺にとって
野外修得中の懐剣を振り回す日々はストレス以外の . . . 本文を読む
「陸1のお手伝いなんですがお願いできませんか?」
「はい^^いいですよー^^」
「ありがとうございます^^売り子1位で^^」
「了解です^^」
待ち合わせのお屋敷へ入り党首にお辞儀する。
「よろしくお願いします^^」
「よろしくです!」
「こんばんは~^^」
私は徒党員を確認する。
鍛冶様は手伝いかな。
あ、陰陽師様も武芸様もお手伝いだ。
これは楽勝な戦闘になるかな。
「そろ . . . 本文を読む
新しい胴装備
ミニスカで可愛いんだけど
どうしても色を変えたいっ!
基本は装備に色を入れるには
鍛錬を1消費する。
様々な報酬で鍛錬を使わず色を入れる事の出来る
特殊な染料も存在するけど
私のようなlvが手に入れられるものでは無いし
そもそもそこまで出回っていない。
そうなると結局鍛錬余りの装備に染料入れる方法しかないよねぇ。
しかもこの装備は上級染料じゃないと染まらないっていうんだから
お洒 . . . 本文を読む