こんなに眠ってしまったのは初めてだった。
そうだ
わんちゃん
私は飛び起きて屋敷の庭へと向かう。
そこには小さな足跡がいくつか残されていただけだった。
主人が起きて来ないのでは家出されても仕方ない。
私はその場にしゃがみ込み最後まで面倒を見てあげられなかった自分を悔やんだ。
屋敷を出て小谷の町をぶらつく。
知らないお名前の方がたくさん居る。
両替で預けているものを覗くと
あれ
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ウトウト石を打つ。
時々戦闘にも出たけれど
わかりきっている事ばかり
目を閉じていても戦闘出来てしまう程
10余り
11余り
12余り
鍛錬5の6余り
雫を入れ
16余りの石
出来ちゃった…
でも
これが売れて資金が更に増えた所で
何をすればいいんだろう…。
装備を強化して
どこへいくの。
もう手伝いが不要な場所で
私が先へ進む意味は…
石ばかり打ち
両替には石だらけ。
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甲府。
昔ヒノキ集めの為よく訪れた。
ゆったりと流れる時間。
懐かしい。
「みつけたっ^^」
私は両替で郷美さんを拉致する。
「本当に来たんですか!!w」
「ええ^^」
私は彼をイイコイイコした。
「今は友人と話をする為に居るようなもので^^」
「うんうん^^」
それもここで過ごす大事な意味を持つ事だ。
目の前を通り過ぎる友人に手を振る郷美さん。
「ここには知人 . . . 本文を読む
私は眠り続ける事が多くなった。
ふっと目覚めて慌てる。
わんちゃんに餌与えなきゃ
せっかく起きたから知行みておこうかな
そうだ
このままじゃ忘れてしまう
様々な場所への道…。
隠形薬改を持ち根の国へと走る。
地獄谷
忍者砦
後…
大丈夫
まだ忘れてはいない。
ちゃんと辿り着ける…。
数人の党首が掲げる赤募集。
行きたいと思う募集は無い。
迦楼羅 天翼龍
残しちゃってるなぁ…。 . . . 本文を読む
何度目かな。
彼女がこうして小谷へやってくるのは。
しばらく私達はすれ違いだった。
私は少しだけ長い眠りに入っていたし。
霧吹さんは親族の薬師様と共に
小谷へと到着する。
「お久しぶりです~。」
あいかわらず無表情な彼女。
その変わらないお姿は懐かしさすらおぼえる。
「こんばんはー^^」
彼女に手を振った瞬間違和感を感じた。
看板が…
違う…。
「霧吹さん…看板が… . . . 本文を読む
「こんにちは^^」
「こんにちは~^^」
私はご挨拶しながらお相手に手を振る。
どの町へ行くのも怖さは無い。
どんなお手伝いに呼ばれても不安は無い。
まだ戦っていない敵も多い。
けれど
例えどの場所へ足を踏み入れても
昔のような緊張は無いだろうと思う。
この世の暮らしでの慣れ。
気づけば雑貨屋さんや水干屋さんともお話をしなくなり
無言で修理屋さんに修理を頼み
あれだけ私を心配し . . . 本文を読む
「こちらのお二人は知人です^^」
私は馬流さんと親族の鍛冶様を紹介する。
「弱いですがよろしくお願いしますw」
馬流さんは無口な親族の鍛冶様に代わりみんなへ挨拶をする。
「こちらこそ!」
「私も弱いですよw」
「確か7から倒すんですよね?^^」
今日集まって下さった方々が
どんな雰囲気の方なのかその談笑の中からさりげなく確認する。
そのやりとりを見て
私は少しだけ安心した。
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鬼門比叡山が全ての方に開放された。
私設試練という名目で各々好きなように徒党を組み
出入りする事ができるようになった。
一門の助力無しでみんな党首が出来るという事だ。
おそらくその先も次々開放されていくだろう。
そう思われる方が多かったと感じる。
一門試練の緩和
墓地に飛ばされないような配慮
一門内での様々な不都合に合わせた変更
修正 修正の日々。
たくさんの不満の声
それを考えたうえ . . . 本文を読む
馬流さんのここでの生活スタイルというものが
少しずつ変わっているように見えた。
詳しい交友関係はわからないけれど
強くならなければどこにも行けない世であると
そう感じ始めているのではないか と。
詩皇さんが居なくなった事で
「大人にならなきゃ」
「装備整えなきゃ」
「友人増やさなきゃ」
必死に1人この世での遅れのようなものを
取り戻せるよう走り出しているようにも見える。
悲しい . . . 本文を読む
鬼門PT 松島PT 凶変と道摩での狩り。
藤原屋伝助さんからの瓦 九州城ノック。
毎日毎日同じような募集が並んだ。
党首として赤募集を出してくれている方には感謝している。
けれど
行きたいか と問われれば そうでもない という
生意気な答えがそこにあった。
中級者の方が掲げる赤募集。
「誰か助けて下さい;;」
そういう雰囲気でもない。
とりあえずクエだから行くけど
武功欲しければ来れば? . . . 本文を読む