ログアウトは両替前で ーある巫女の記録ー 

信長の野望オンラインでの体験を小説風に綴っていきます。
無印からの体験です。

格差

2013-12-18 15:56:13 | 果鈴
それぞれの特化に進み 能力に沿った装備へと変わっていく。 呼子ちゃんは暗殺 芽侖は武芸 駆部ちゃんは陰陽道 そして私は……。 アタッカーとしてサポとして万能な暗殺は 圧倒的に人気だった。 もともと力の無い私はアタッカーとしてはきつく サポとしては頼りない技能ばかりで 段々と居場所の無さを感じてきていた。 それでもお友達との狩りは楽しいし さほど落ち込んではいなかったのだけれど…。 . . . 本文を読む

駆部殿との時間

2013-12-12 16:44:59 | 果鈴
「ふぁ…。眠くなってきちゃったなー…。」 全く売れない格式帳を前に呼子ちゃんはウトウトし始めていた。 私と駆部ちゃんは完売しさらに適当な材料を売りに出し 呼子ちゃんが完売するのを待っていた。 「今日はさすがにもう無理かもしれないな。」 駆部ちゃんは呼子ちゃんに言う。 「んー。悔しいけど限界。今日は休むよ。」 呼子ちゃんは目をこすりながら格式帳を片づけ始めた。 ふらふらと両替へ荷物を預 . . . 本文を読む

売れた目録

2013-12-12 15:19:48 | 果鈴
その後も私達は毎日忙しい日々を過ごした。 呼子ちゃんと芽侖は仲がいいのか悪いのか 単なるやきもちとして片づけちゃったけれど なんとなく二人に挟まれ時々息苦しくなる事もあった。 「んじゃ今日もやるかっ!」 呼子ちゃんはあいかわらず格式帳屋さんだ。 私も炭やらなにやらチョコチョコと並べ始めた。 「果鈴はなんでそんな金にならない目録いつも売ってるの??」 呼子ちゃんは目録を手に取ると不思議そうに聞 . . . 本文を読む