ログアウトは両替前で ーある巫女の記録ー 

信長の野望オンラインでの体験を小説風に綴っていきます。
無印からの体験です。

晶と裏解呪

2017-07-25 09:17:02 | 冥神真琴
物凄い火力だった。
雑魚狩りをやっている時から感じてはいたけれど
佐賀3である田尻鑑種さんとの戦闘で確信に変わった。

特に印象的なのが党首の暗殺様。
それから武士様。

動きに無駄が全く無い。


装備は拝見していないけれど
相当な物を装備しているかもしれない。


徒党内では次の晶について
様々な意見が交わされる。

私はとにかく裏解呪に努める。
それからヘイト管理をしなくては…。

この徒党であれば野戦の晶でよく見かけた
旗直撃という事は無いかもしれない。




「では先ほど話し合った感じでいきましょう。」

「了解!」

「らじゃ。」

実装宣言 丹を飲み 党員が晶を囲む。


怖いというより絶対に勝ってやるという気持ちにさせられる。
この徒党の雰囲気は独特だ。
ニコニコとしている人では無いけれど
こんな風に思わせてくれる方は初めてだった。



負けたら負けたで仕方ない。
そういう空気はそこには無い。
最近は初心者様と組む事が多く忘れていたけれど
勝つ為に本気で意見交換しそれぞれの任務を全うするという戦闘。

誰かが誰かに指示を出す事も無く
7人で考え1人1人が最善を尽くす。



私はいつものように時計とにらめっこする。
党首は上目までの時間をカウントする。

大丈夫。
上目が来る時間は把握している。
バーも覚えている。
少し長めのバーだ。

晶は基本きっちりその時間に上目を使う。
しかし時々ずれる事があるのだ。
攻撃を仕掛けたタイミングによって数秒のずれが。
よって時間を少し超えていたら間違いなく次は上目だ。

不変があるならそのすぐ手前に入るよう調整するのがベストなんだろうと思う。



今回は特にヘイトにも気をつけなければならない。
まずは子守はなるべく前半に。
看破や呪詛も多いから上目のターン前には詠唱を重ねておきたい。
裏解呪をするなら晶の行動より前に居なくてはいけない。


そろそろ1度目の上目が来る。
多分この攻撃の後だ…。

「解呪待機します。」

「了解~。」

晶が行動を始めたら一呼吸置いて解呪を入れる。
この位できっと真後ろへ入るはず…。


何が凄いってアタック様がそろいもそろって
上手くヘイトを持っていくのだ。
なんて方々だろう…。


何度か野戦の晶とやってみて気づいたのは
3度目の上目を受けてしまう頃になっても晶に手をつけられない状況なら
相当厳しい戦いになるという事だった。

五十猛の剣舞が来ると更に痛い攻撃を受ける為
その後どこまで耐えられるかにかかってくる。


私のやるべき仕事は正直野戦とあまり変わらない。
だが晶はお供を含め強さが全然違う。


解呪が上手く入った。

次の上目までの時間を確認する。
今度は少し時間に余裕がある。
1人でも足止めしておきたい…。

静心をかけつつ子守多めにいく。

看破のバーが見えたら万が一違ってもとりあえず詠唱を重ねておく。
この痛さで治療が遅れるのは絶対にだめだ…。


そろそろ二度目の上目。
子守は控えヘイトがアタック様へ集まるよう最低限の動きに留める。

「待機です。」

「了解。」


低速無し。
さっきと同じタイミングで解呪する。


再びアタック様へ上目が入る。
この方達すごい…。


勝てるかもしれない。
この時点で晶の生命は削れ始めている。


最後まで気を抜かずにいこう。
私は再び気合を入れ直した。

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