ログアウトは両替前で ーある巫女の記録ー 

信長の野望オンラインでの体験を小説風に綴っていきます。
無印からの体験です。

第2回東西戦 -果鈴ー

2017-09-26 21:53:33 | 番外
色々と暗黙のルールが多い合戦には興味が無いけど
東西戦はお祭りだし別だっ♪

時々起こるこの世でのイベント。
東西戦は装備も用意しなくていいし丹も貰えるらしい。
お金の無い私には最高な遊び場!

lvごとに参戦出来る場所が違う。
私が行けるのは…

桶狭間だっ!


せっかく忍者に生まれたのなら
対人をやってみたい。
まげを頂戴して報酬のびっくり染料が欲しいっ。



軍監に話して装備を貰う。
私は勢いよく対人区域へと飛び出した。

誰か私とタイマンしてくれる人はいないかなっ~♪
何処へ行ったらいいかわからないままフラフラと歩きまわる。


ふっと殺気に気づく。
侍が物凄い勢いで私めがけて走ってきた。


辺りにも数人人影が見える。


これはもしかしたらタイマンでは無く
救援呼ばれて負けてしまうかもっ!
何もしていない状況で負けてしまっては悔しすぎる。
再度ここへ入るには時を待たなければならない。

私は急いでその場から逃げ出した。


味方の陣で一息つく。
隠れ身 不意打ち 看破に…
自分の実装をもう一度確認する。

「こんにちは^^」

横から細身の綺麗な鍛冶さんに声をかけられる。

「こんにちはー^^」


もしかしてお誘い!?
誘って誘って~!!

「よかったらご一緒しませんか^^?」

「はいっ!よろこんで♪」

その後も鍛冶さんは陣へ逃げ込んできた方々を次々に勧誘する。


徒党の構成は適当だっ。
でも対人ならどんな戦闘になるか楽しみかもっ。

「準備いいですかー^^?」

「おっけーっす!!」

「まげっつー!」

「いつでも^^」


lv30までの人しかいない合戦場。
身分のまだまだ低い5人。
対人目指して一斉に走り出す。



薬師さんがいるから蘇生あり。
最悪転生貰えばしばらく楽しめそう。



しばらく走ると突然戦闘が始まる。

きたっ!
相手は3人!


自由に対人を挑み
最低限の基本技能で戦う。
特化の存在しない合戦場。



恨みっこ無しの東西戦。
私はここで初めて対人の楽しさを知るのだった。

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