kosakuの雑念

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経済学は今どうなっているのか

2010-05-26 00:23:00 | 日記
昔、経済学を学んだことがある。
 わりかし重宝したサムエルソンの「経済分析の基礎」は原書は1300円だったけど邦訳は7000円するのだった。悩んでいたら邦訳は絶版になっていた。いま思うと買っておけばよかった。

 ミクロ経済学はヴァリアンの「入門ミクロ経済学」と「ミクロ経済分析」を暗記するくらい読んだ。「入門」のほうは正方形のような体裁で不思議だった(邦訳)。字がほどほどに小さく読み易かったが現在流通しているものはかつての面影はない。「分析」(邦訳)のほうは、印刷がひどかった。完全真っ白な紙に擦れた印刷という最悪のコンビネーションを今も思い出す。

 マクロ経済学はドーンブッシュ&フィッシャーのものが中立的と言われていた。だがあまり面白くなかった。とりあえず米国の二大勢力、合理的期待派とネオケインジアンの情報があまりにも少なすぎた。サージェントのマクロ経済学は面白かった。日本では現在でも黙殺されているみたいだが。
 アカーロフとかマンキウらネオ(ニュー)ケインジアンは、どうも気に入らなかった。なんというか、市場に対して介入すべき論ということでケインジアンということになっているのだろうが、実際の理論はケインジアンでもなんでもないじゃないか。
 
 さて、あれから相当な月日が過ぎた。
 きっと今ではやつらの本が日本語で読んで比較できるのだろうなと検索したら、そんな未来は到来していなかった。
 いや、、、半分だけ到来したといったところか。

 しかし、本格的に電子書籍の時代が到来したら、とりあえず経済学徒(というか輸入学問を学ぶものすべて)は、電子化されたテキストを自由に翻訳して読む事ができ、数学とかフィルターになる知識を蓄えることにもっと時間を使えるのではないだろうか。なって欲しいなあ。抄訳やらを読まされるのはたくさんだ。抄訳にもいいものはあるが、けっこうな割合で、何故そこをチョイスしたんだよって言いたくなるやつあるし。


EPA

2010-05-25 09:45:50 | 日記
ニュースでEPA、EPA連呼しているから、
254人が受験し3人しか通らなかった看護士のあれかと思ったら、ルイジアナオイルスピルの報道だったので、環境保護庁のことだと分かった。どっちが先か知らないが(たぶんUS EPAのほうが先だろうが)同じ略語は使わないで欲しいものである。


コモドオオトカゲ

2010-05-21 12:52:36 | 日記
TIME May24, 2010

Postcard: Komodo Island

The place is remote, scorching hot and barren as a bone.
ひでえ言われようだな。
しかし、世界最大のトカゲがいる。
なんだかんだいっても世界一は最強のブランドである。
現地住民はいろいろ大変だそうだが。