kosakuの雑念

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ワンアイディア竜頭蛇尾でも面白い

2010-05-14 09:46:03 | 日記
「閉じた本」(ギルバート・アデア 青木純子訳)
たまには創元推理文庫でも買うかと思い本屋をのぞくと、単価が結構なことになっているのに驚く。もちろん本が他の娯楽にくらべて低額なことは頭では分かっているのだけど、320ページかそこらで840円+税つまり882円のこの本を買ってしまったのは、地の文がなく会話のみで進行するというアイディアだけでも買う価値があると思ったからである。
原著は1999年、ハードカバーは2003年に出ていたらしい(買った文庫は2009年12月とある)。
知らなかった。

他に創元推理文庫では「蔵書まるごと消失事件」というやつを買った。1260円。
そういえばホーガンの「星を継ぐもの」も結構な価格になっていたから、翻訳ものはこれくらいが普通なんだろうか。