平均点に意味はあるか

詳細は知らないが日本人のTOEFL平均スコアが08年度でアジア30カ国中ワースト3位なのだそうだ。これだけ経済的心理的に気楽に受検できる日本より点数が低い国が2カ国も存在するというほうが驚きなのだが、おそらくはそうしたことが小学校への英語教育導入の強い根拠となっているのだろう。だが、例えば日本と中国の受検者がだいたい同じくらいだったとして、中国のほうが上だから中国の語学教育が優れているといえるのだろうか。人口が10倍も違うのだから、日本だって人口比からフェアに比較すべく上位10％の成績を持ってすれば簡単に中国を上回るように思える。中国はともかく、あまりにも受検者が少ない過半の経済小国とはそもそも比較ができないだろう。ま、それ以前にTOEFLの受検者の成績をもってある国全体の英語力を推し量ること自体が、まったく無関係とは言えないまでも相当に無理がある。アジア各国では英語どころか、自国語の読み書きにも不自由な人達が大勢いるであろうし。受検者×点数のランキングも出してくれれば、ある種の国力ランキングになりうると勝手に考えるがどうだろう。戦略シミュレーションゲームだって、どうユニットの質と量をバランスさせるかが重要なんだから、乱暴にもそれと同じだと考えると質ばかりこだわっても仕方がないと思う。

戦争体験をそのままドラマ化しても仕方がない

　蒸し暑いのも憂鬱な気分にさせるが、この時期になるとまた安手の戦争もののドラマとかが放送されたりするんだろう。そうしたものに昔から何の感動も覚えない自分は感受性がないと言われてしまうのだろうか。
　あの戦争では、世界中で1日に数千から数万の人達が戦闘やら衛生／栄養状態のひどさなどから死んだはずで、それがおそらく大抵は安らかな死ではなかったであろう。子供たちに伝えるのはそれ程度でいいんじゃなかろうか。あとは自分で考えろってことで。

メール便未配達の発覚に思うこと

宅配便会社では信書は取り扱ってはいけないということになっているから、通常はダイレクトメールなどを安く配達する手段がメール便のはずなので、未配達についてクレームを付けた人は、信書を送ったということなのだろうか。もっとも、田舎から産品を宅配便を上京した子供に送って、その中に手紙を入れるような描写はドラマなどによくあるが、宅配便の荷物に手紙を添えるのはいけないということを警告するテロップをみたことがないから、そうしたことは全日本規模で黙認されているのだろう。

裁判員裁判に思うこと

サバイバルナイフはもう一般的な言葉として通用するとみていいのだろうか。
私の理解では、格闘にも用いることができる大型ナイフで、背の部分がノコギリになっており、握りの部分が防水ケースとなっていて、マッチやら浄水錠剤が入っていて、尾栓の部分にコンパス（方位磁針）があり・・・というようなものだが、アーミーナイフやらバヨネット（銃剣）と混同されているかのような話も聞くからどうなのか。

軽自動車は案外エコではないかも

最近軽自動車を乗り回している。
燃費を測定しているが、リッター7kmにも満たない。
確かにエアコンはかなり使っているし、ストップアンドゴーの多い使いかただが、これほど悪いとは。
税制面での優遇以外特にメリットがあるとは思えない。