kosakuの雑念

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プリントメディアの危機→ジャーナリズムの危機?

2009-02-25 12:50:13 | 日記
TIME(March9)
"How to Save Your Newspaper"

抜き書き(と感想)
・Newspapers and magazines traditionally have had three revenue sources: news stand sales, subscriptions and advertising. The new business model relies on only on the last of these.
そういや新聞配達のバイトをしていた時、新聞配達の費用は主に折込チラシによって賄われていたことを知った。本社は結構もうかっているんだろうな。

・(ヘンリー・ルースの考え・・・省略・・・)That was because he believed that good journalism required that a publication's primary duty be to its readers, not to its advertisers.
なるほど、読めてきたぞ。

・In an advertising-only revenue model, the incentive is perverse.
やはりそうか!
(・・・perverseって”強情な”くらいの認識だったけど、こうやって使うんだな)
ということは、例えオンライン版で十分に広告収入を得ることができても(無理だろうケド)駄目ってこと?
じゃテレビ他はどうするの?

・(ビル・ゲイツのAltair BASIC時代の手紙)"Who can afford to do professional work for nothing?"
ちょっといい言葉なんでメモしてみた。

 あとはぐだぐだインターネットでの課金を考察する文章が続いて終わります。
いい物にそれなりのお金を払う消費者によって、またいい物ができるということです。
(結局、テレビに関する考察なし)


 そうはいっても、インターネットは通信費を払っているんだし、さらに金を払えるかという心情がある。
モノをなるべく安く手に入れることがある種の賢さを示すかのような風潮で、タダかタダ同然で手に入るものにお金を払うのは逆に無能と思われるのではないか。
 それと電子版は、(新聞記事が職場等で話題になるため)新聞を定期購読していない人々が参照のため使用しているのではないだろうか(私自身は新聞が好きだが、雑談のネタで仕方なく契約している人も多いはず)。

 真っ当な人は新聞くらい読まなくてはという社会的黙約から新聞が発行されているのだとしたら、紙の新聞が消えるようなら時代ならインターネットの新聞も消えるはずである。
 確かにジャーナリズムの危機である。














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