押井守著「コミュニケーションは、要らない」(2012年)を読む。
”震災から1年以上が経過した今、日本は何か変わっただろうか?
ものを作っている現場がどうこうという以前に、日本という国が震災前と後でどう変わったか? 変わる兆しがあるか?
少なくとも僕には何も変わっていないように見える。”(137ページ)
それは何故かということについて考えている本だ。
そういえばマスメディアも震災を奇貨として日本を刷新しようのたぐいのことを言わなくなった。
唐突に押井氏だったらブラタモリという番組をどう思うのかちょっと気になった。
むかしの時代といまの時代の地図が重なる点が多いことを面白いと思うのか不愉快と思うのか。
わたし個人としてはあの番組は面白いけど何やら不愉快な気分になる。
ひとは戦災は見たけれど経験はしていないと言ったのは山本夏彦だったと思ったが、それにしても「経験」を共有しないではなく「経験」しないとはギョッとする話だと思った。
”震災から1年以上が経過した今、日本は何か変わっただろうか?
ものを作っている現場がどうこうという以前に、日本という国が震災前と後でどう変わったか? 変わる兆しがあるか?
少なくとも僕には何も変わっていないように見える。”(137ページ)
それは何故かということについて考えている本だ。
そういえばマスメディアも震災を奇貨として日本を刷新しようのたぐいのことを言わなくなった。
唐突に押井氏だったらブラタモリという番組をどう思うのかちょっと気になった。
むかしの時代といまの時代の地図が重なる点が多いことを面白いと思うのか不愉快と思うのか。
わたし個人としてはあの番組は面白いけど何やら不愉快な気分になる。
ひとは戦災は見たけれど経験はしていないと言ったのは山本夏彦だったと思ったが、それにしても「経験」を共有しないではなく「経験」しないとはギョッとする話だと思った。