kosakuの雑念

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ボストン美術館展

2012-06-04 00:36:13 | 日記
6月10日で終了する上野の国立博物館でのボストン美術館展に行ってみた。

京成線を利用して上野まで行ったが駅に入場料1500円を100円割引をするチラシがあったので、点線部分を切り取って提出してください云々の部分をアーミーナイフ(ビクトリノックスのクラシック)のハサミを用いてカットした。たまに役に立つ道具である。

100円引きを利用するには自動券売機は使えないので、対面販売窓口で順番待ちをしていると、領収書を発行してくれとか面倒臭い人などがいて少しばかり時間がかかったが、入場待ち時間にくらべれば大したことがないと分かったのは後になってから。

入館してイヤホンガイドを借りた(500円)
そのデバイスが技術立国日本に似合わぬ大きさと野暮ったいデザインで(デスクタイプの電卓くらいかな)、せめてカセットテープ式のウォークマン程度のサイズにできないものなのだろうか。とうぜん重さもある。

展示作品は94点、これはイヤホンガイドも聞きごたえがあるな!と思ったのも束の間、チラシには21点の解説音声と書いてあるではないか(それとボーナストラックとして何故国宝級の作品が米国へ?的解説があった)。

音声は全部で30分。
中谷美紀さんが全部しゃべってるのだろうと思ったら主要な解説は安井邦彦さんなのだから全部安井さんでいいのにと思った。
この人の声はUFOスペシャルの矢島正明さんみたいに聞きやすくて適役だと思った。
この人だけにして解説の点数を増やしてくれればいいのに。
事情があるのだろうけど。

会場は鉛筆以外の筆記用具の使用を禁ずるとあった。
その割に作品はすべてガラスごしにしか見ることができず、しかも照明が暗い部分があって解説文もロクに読めない。
オペラグラス必須とウェブサイトに告知しておくべき。
それと明るくとも紫外線を出さない工夫とかあるだろうに。

なんだかんだ言っても面白かったので、損したとは思わなかったとフォローしておこう。