科学を考える

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お薦めの本 オー・ヘンリー 賢者の贈り物

2016-07-29 07:35:39 | 日記
かなり有名な短いお話です。

貧しい夫婦が、お互いのクリスマスプレゼントをしたいと考えますが、
お金がないため、色々知恵を絞ります。
買い物を値切るなど、とにかく愛する人にプレゼントをしたいと言う気持ちで一生懸命です。
夫は、父から譲り受けた金時計・妻は自慢の美しい髪。
これに沿うプレゼントをしたいとお互い考えています。

愛情とは何か?を考えさせられるお話です。

小学生から大人まで読める1冊です。

お薦めの本 芥川龍之介 鼻

2016-07-28 07:54:04 | 日記
本の苦手な方は、こういう短編から入っていくことをお薦めします。

内容は、位は不明ですが、ある僧(弟子がいるので、そんなに低くはありません)が、
鼻の長いことを気にしていて、この鼻が一体どうしたら短くなるのかを常に考えています。

要するにコンプレックスの話です。

人から見れば、滑稽ですが、本人は大真面目です。
最後には、「そうなるよなあ」と言う落ちになります。

頭の薄い人がかつらをかぶったり、身長の低い人は、シークレットブーツを履く、と言う感じです。
人から見れば、取るに足らないことが、本人にとっては、とても気になる。

かなり小さいお子様でも読めますが、よく読書感想文の題材にも使われます。

お薦めの本 ベニスの商人 シェイクスピア

2016-07-27 07:45:47 | 日記
言わずと知れた名作です。

シェイクスピアは、悲劇が有名ですが、喜劇も書く劇作家です。
作者自身は、正体不明な面があり、いろいろ調べると面白いです。

イタリアが舞台のお話で、よく守銭奴タイプに「ベニスの商人に出てくる金貸しみたいだ」と例えられます。
これは、知恵比べみたいな話でもあり、友情・恋愛もあり、最後はめでたしめでたしになります。
この時代には、今と比較すると、「へえ、そうなんだ」と思うことがたくさんあります。
おそらく子ども向けに書かれたものでしょうが、大人でも楽しめます。
この作品で、私は「水の都」「駆け落ち」を小学校4年生で知りました。
☆駆け落ち主体の話ではありません
そんなに長文と言うわけでもないので、おそらく本が好きな子どもなら、
小学校2年生ぐらいからでも読めると思います。
裁判なども出てくるので、もう少し大きい方が事柄はつかみやすいのかもしれません。

読書感想文に適した1冊なので、ここで紹介します。