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映画 THE FIRST SLAM DUNK  スラムダンク 観に行きました 感想 参考用

2022-12-12 09:49:14 | 日記
ほぼ宣伝なしで12月3日土曜日封切したTHE FIRST SLAM DUNK。
湘北高校レギュラー陣の声優交代で、実は、私たち夫婦は鑑賞予定はありませんでした。
しかし、パートナーの職場の方たちが、結構鑑賞し、皆口々に、
「良かった」「また観たい」と話され、金曜日のラジオで、パーソナリティーが、
「普段冷静な兄が、感動したと言っていたので、僕も、今週末観に行きます」
と、放送されていたので、あまり気乗りのしないパートナーを説得して、
地元の映画館に観に行きました。
映画は、観覧客が減っていくと、だんだん上映回数が減っていくので、
自分の都合のいい時間の上映を、観ることが難しくなっていくことがあります。
時間的に、観覧客が少なく、都合のいいあさイチに行きました。
金額は、一般は1800円でしたが、我が家は50代夫婦なので、各1200円の2400円でした。
少し前、わが子と観た時より、映画代は安かったです。

さて、感想は?
文句なく、面白い映画です。
実は、私は、毎回映画鑑賞の時、
「早く終わらないかな?」と、時計を気にしていますが、この映画は、
2時間全く時間を気にすることなく、楽しめました。
さすが1億冊突破の「スラムダンク」です。
この話は、バスケ初心者の桜木花道が、4か月で全国大会まで戦うバスケ物語です。
動機は、一目惚れした赤木晴子の歓心を買いたくて始めて行きますが、
強い相手と戦うことで(最初は不良マンガかと思いました)、
だんだん成長していく物語です。
少年漫画なので、ほぼ恋愛要素はありません。
毎回思うのは、少女漫画が、全員血族かと思うぐらい人物の描きわけができる作家が少ないのに対し、
※学校中の憧れの女子と冴えない女子がそんなに変わらない容姿のパターンが多い
少年マンガは、全員きちんと描きわけができるので、すごいと思います。

ほぼ宣伝はありませんが、恐らく興味のある方なら、今回の主役は、
花道ではなく、1つ上の宮城リョータと言うことは、ご存知のことと思います。
映画のタイトルの円陣に、赤木がいたので、アニメ放映のなかった山王戦は予想が付きました。
実際山王戦ですが、リョータのルーツが明らかになり、その話が、かなり長いです。
SNSでも話題になりましたが、確かにこの部分より、
山王戦がらみをもっと強調されたり、私としては、
一目惚れしたマネージャーのアヤコさんとの出会いがあれば、よかったのにと思いました。
私は、急に映画を観に行くことを決めてしまいましたが、
原作を読んでから観に行くことをおススメします。
ストーリーがわかっていないと、観ても、チンプンカンプンです。

ただ、やはり映画なので、臨場感があり、
マンガではあまりわからなかった山王のスピード、技術に、
圧倒されましたね。
強い相手と戦う怖さを、ひしひしと感じました。
スラムダンクは、平成前半の漫画なので、ルールが昔のルールで展開されています。
また、流川は、1回戦の豊玉戦で目をケガしていたのに、山王戦では、
ケガの傷は残っていません。
また、チラッとは映りましたが、海南大付属はいません。
陵南高校の仙道や魚住も、週刊バスケットボールの記者も登場しません。
三井は、リョータと頭を下げて、バスケ部に復帰します。
ここは、原作と違います。
私としては、魚住のかつらむきは登場してほしかった…
また、長きにわたっての連載なので、映画化になると、かなり詰め込んだストーリーです。
恐らく、花道の上半身裸のシュート練習は、知らない人が見ても、?でしょう。
でも、愛読者なら、「2万本のシュート練習」と気が付きます。
また、花道が流川を嫌う理由も原作を知らないと、わかりません。
答えは単純です。
自分の好きな晴子が流川を好きだからです。

皆さんがお楽しみの安西先生の、
「負けたら、そこで試合終了だよ」
は、出てきます。
何度聞いても、このセリフは泣いてしまいます。
実は、この話、某医大入試で言われた方がいらっしゃいます。
合格され、某病院に勤務されているお医者さんです。
※以前このブログによくコメントされた方とは、無関係です
成績が悪く、でも、どうしても医師になりたい。
そう思い、バスケットを頑張り、勉強も必死でされた大学受験。
一浪し、無謀と言われても、チャレンジをしていきました。
今では質問としては、ほぼない、
「あなたの尊敬する人物を言ってください」で、
「安西先生です」と、答えられました。
その当時、面接官だったお得意さんは、
「安西先生とは?君の学校の先生ですか?」
と、スラムダンクを知らないわけですから、そう質問されました。
隣の面接官の肩が笑っている。
「君、知っている先生?」
と、隣の面接官に、小声で聞いたそうです。
その面接官は引き取って、
「君、バスケ部でインターハイ出場しているね。
と言うことは、スラムダンクの安西先生と言うことですか?」
「はい。苦手な世界史がいつもは3割しか取れないのに、
今回のセンター試験は、本番で8割以上取れました。
安西先生の、『諦めたら、ここで試合終了だよ』を心で念じ、
点数をクリアできました。
今後もこの言葉を胸に、辛いことや苦しいことを、超え、
地域貢献できる医師になりたいです」
と、答えられたそうです。
最初、マンガと言われた時、不謹慎と思われたようですが、
いい言葉だなと、感心されたそうです。
※ただし、お得意さんは未だにマンガは読んでいません
 先日、この受験生だった医師が、映画の話をされたそうですが、
 やはりチンプンカンプンだったらしいです

私は、最後の、花道の、
「左手は添えるだけ」が聞こえませんでしたが、
パートナーは聞こえたそうです。
ストーリーは、やはり概ね原作に沿っていますので、
面白いストーリーです。
完成度もかなり高いです。

ぜひ興味のある方は、映画館でご覧になってみてください。
高校生ぐらいの女の子が泣いていたことが印象的でした。













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