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昭和から平成初期にはあった職業欄 家事手伝い 参考用

2024-06-24 07:37:25 | 日記

今は、学校を卒業して就職というのが、

当たり前ですし、結婚しても、

正社員でなくとも働くのが

一般的です。

 

ところが、昭和から平成初期には、

職業欄に専業主婦ならぬ、

「家事手伝い」という項目がありました。

 

「そんなの、相当大金持ちのお嬢さんでしょ」

と思われそうですが、

そういうご家庭もありましたが、

一般的な家庭でもありました。

「らんま1/2」に出てくる

長女かすみさんは、家事手伝いです。

どう見ても、儲かっていそうにない

道場を父親が管理し、

家事を一手に引き受けています。

歌手の松田聖子さんも、

お父さんは当初、福岡県内の短大に行かせ、

花嫁修業を2.3年し、

お見合い結婚させるつもりだったと、

エッセイに書かれてありました。

また、唯川恵さんの書かれた

「きらめきイリュージョン」も

お姉さんは家事手伝いでした。

 

私の良くいく喫茶店のマダムも、

京都の専門学校卒業後、

地元に帰り、家事手伝いをしていたそうです。

年齢は70代半ば。

実家が商売をされていたので、

家事手伝いをしていた時、

集金に来る銀行員さんと結婚されたそうです。

恋愛というほどのこともなく、

毎月顔を合わせているうちに

そういう話になったそうです。

この方は、ちょっと年配なので、

ふうんと思われてしまいますね( ´∀` )

同じような話を、

会社の後輩がしていました。

電力会社に勤めているお父さんが、

お母さんの実家の工事関係で、

知り合い、結婚したそうです。

 

と、意外と家事手伝いは、

昭和4.50年代にはいました。

あの当時は、銀行や電力会社は転勤が付きものでしたから、

会社勤めのOLよりも、

家事手伝いのほうが都合がよかったのかもしれません。

さて、他には?

 

実は、平成の初期にもいました。

パートナーの従姉がそうでしたし、

※住まいは山奥のT県

雑誌などにも、

〇〇県20代家事手伝い

なんていう投稿も珍しくはなかったです。

なぜそうなったのか?は

わかりませんが、

結婚前までは、親の扶養に入り、

結婚後は、夫の扶養に入ると言ったところでしょうか。

 

平成初期はドラマも、漫画も、

女性の勤めは「腰掛」の扱いがありました。

短大・大学卒業して、2.3年で

結婚退職というイメージですね。

実際、ドラマなどそういうセリフもありましたし。

 

でも、現代では、かなり希少価値と言いますか、

恐らくニートの扱いでしょう。

今の時代、働いてなんぼなので。

 

時代を感じる話ですね。



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