私立中高一貫校 著名精神科医の教育講演会 参考用

わが子の通学する私立中高一貫校で、

先週の土曜日の午前中、著名精神科医の教育講演会に参加しました。

内容は、「心の奥の自分」でした。

最初は、自分の経歴や著書の紹介で、

この時間に前半はほぼ使ったも同然でした。

定期的にテレビ出演もされているので、芸能人の誰それさんはどうのこうの、

という話もされていました。

※ジャニーズとか今旬の女優さんの名前が挙がりました

講演会は、割と、

こういうメディア出演をされるコメンテーターを、

学校は呼びます。

学校側としては、後半に受験勉強のことを話してほしかったようで、

ご本人も後半で話すと言われていましたが、

一切ありませんでした。

緊張のあがり症や不眠症の人は、

呼吸法で治るなど、緊張はともかく、不眠症が？

と思いました。

広報担当のN先生は、ずっと司会とカメラ撮影をされ、

「寝つきの悪い人」と言われた時、

まっすぐに手をあげられていましたし、

かなり深くうなずいて話を聞かれていました。

いや、不眠症は、呼吸では、さすがに無理ではないだろうか…

自律神経の乱れからという説明は納得するものはありましたが、

本当にこの人大丈夫か？

と思いました。

もう既にシニア年齢なのに、子どもはまだ中学生。

その中学生の子どもに、ただの一度も

「勉強しなさい」

と言ったことはないと、自慢げに言われていました。

でも、これは、割と父親はいないわけではない。

お子さんが、成績がいいかもしれませんが、

例えば、三者懇談に行ったことがない。

など、学校でやいやい言われていない場合、

父親は言わない場合も結構あります。

というのも、わが子の通う学校は、

「母親は言うけど、父親からは言われたことがない」

という生徒がかなりいます。

関心があるのか、ないのかは、わかりませんが、

例えば、子どもの成績が悪くて、塾探しをする場合、

大抵母親か本人が探します。

父親が、子どもを連れて体験授業などは、

ほとんど聞いたことがありません。

塾の送迎はしても、積極的にかかわる人が少ない。

なので、「ふうん」と言った感じです。

これはよく東大生が言われたとこがないというのと一緒です。

幼少期から公文や習い事などをしていれば、

「勉強しなさい」

と言われなくても、学習習慣があるので、

親はまずいうことはありません。

中学受験未経験、塾未経験なら、かなり素晴らしいと思います。

学校と自宅学習だけなら、という意味です。

心の奥の自分との葛藤だけが、

今回は重要だったのかもと思いました。

要するに、他者と比較せず、自分だけが成長していく。

そうすることで、精神的に安定するという話でした。

多分学校側もがっかりしたのでは？

と思う講演会でした。