4月24日真鯛を求めて遙か西へ大移動決行!
前日まで冷たい雨が降っていたので「湾中干潟」と同じ目には遭いたくない。
また、東京湾も風が強く、出艇出来そうにない。
そんなことも有っての大移動です。
夜中の0時に家を出発!
東名高速のため六本木経由。相変わらずの不夜城です。
途中、海老名によります。既に疲れた~
でも何か楽しい。
少々休憩したら一気に伊豆へ。地元のエサ屋にて情報収集。
「すいませ~ん。この辺でマイボート出せる海って有りますか?」
「だめだめ、この辺にそんな所はないよ!」「貸しボートやっているところはまづ出れないよ」
とのこと。
「そんな~!」
と言うわけで南を目指して大移動を決定!
最初に目星を付けた場所の調査。
数百メートル沖は水深なんと
300m!
すごいぜ!こんな海に出れたら・・・・地元の人によると巨大バラムツ(怪獣です)が釣れるらしいです。しかしここで大粒の雨。初めての場所で天候不順は嫌だ!いずれと言うことで・・・・・
そしてまた移動です。こちらはすっかり新緑の季節。峠の木々達も黄緑色に輝いています。
そして、峠の高台から海の様子をうかがいます。
サイコーの凪だ~~~~~!
いいかも!そして次の高台からの景色。
ここも良い感じ。でも、エントリー場所が判らない(汗)
何だかんだやっている内に良い場所見つけて出艇しました~!
偶然にもカヤックアングラーが3名居りました。挨拶をして一緒に出艇させて貰いました。
実は、
本日、手作り和竿のシェークダウンっす!
つまり、
絶対に負けられない戦いがそこにはある!(笑)
気負うと大体失敗していたカヤックフィッシング!平常心で楽しむことを優先です。
こんな感じです♪
手持ちのコブが味有りです!さて釣れるのか~~~!
市販品の和竿は何千本の素材の中から厳選されたもの!かっこよくて当たり前です。
私の場合は自分で竹を採取してその1本を素材としています。一期一会の和竿です。
なので無理な矯正しないで竿にしています。
で、この竿に会うのは今流行の!
一つテンヤです。この釣法は本日初めて!でも私のイメージでは黒鯛の落とし込み釣法に理論がそっくりなので迷い無くチャレンジです。
開始からしばらくは魚探に何の反応も無し。ここも魚居ないのか?と思ってしまう程。
しかし、水温は比較的高め。チャンスを待ちます。
程なくしてちらちらと小さい魚の群れの反応が出てきました。概ねどん底か水深15mでの反応が多いです。
潮上に軽くキャスト。糸がふけ過ぎない程度に送り込み、底を取りました。底に着底後ゆっくり腕の長さ分しゃくり、ものすごーくゆっくり腕を降ろしていきました。これを2回やった後、リールを10m位ゆっくり巻き上げまたゆっくり落として底を取ります。
既に糸は流されてますが竿の穂先の感度が高くしてあるのでノープロブレムです。カワハギの当たりも取れます。
根のきつい場所よりも砂地ベースの所に鯛が居るので場所的にはバッチリです。
水深20mラインを先程の説明したように流します。
すると・・・・・
ごんっ!がっ、がっ
きっきたーーーー!
久々の魚震!
エサ釣り&エビエサなので早合わせは禁物です。
がっ、がっ、ぐっ、ぐぐ~~~~!
よっしゃ~、いただき~!
見事に乗りました(自分で言ってすいませんm(_ _)m)
が、思った以上に大物。
まじっすか!
穂持ち付近に乗る引き。しかし、道糸をどんどん出されます。(そういえば、念のためにドラグゆるゆるにしてました)
ドラグをきつくして見ると
だんだんだん、だんだんだん!
今度は胴に乗る強い引き込み。明らかに三段引き!
鯛確定の瞬間です
気合いもより入りますが、敵も相当元気!だされつ、巻きつで慎重にやり取りです。
こんな時、竹竿の威力発揮です。急な引き込みもしなやか&自然に吸収してくれます。
固いカーボンロットにない安心感です(腕の立つ人はカーボン竿で魚の瞬発力をかわすと所が楽しいようです)。
竿のしなりを写真に納めようとカメラを準備。
しかし、針が歯だったら・・・・・
バラシが怖いので釣りに集中させて頂きました。
何とか無事にランディング!
敵はこんなヤツです。
でか~~~い!(自分としては^^)
目測45cmは超えてる!
カヤック始めて、苦節半年!やっと大物、釣ったと言える獲物ゲットです
針も予定通り、カンヌキにかかっております^^
これは、思い出に残る一枚になりました♪
暫くしてまたまた当たり!
今度はそんなに大きくない。竿のしなりはこの程度。今度は余裕で撮影っす!
上がってきたのは良形のカワハギ君です。
実はこの日、カワハギらしき多数有りました。専門に狙えば相当数が伸びたと思います。
どちらにしても一つテンヤはエサ釣りです。動かさなくても当たりは出ます。そういう意味に於いては、簡単なのかも!ただより食い気を煽るための誘いが重要と言うことと感じました。
ここで、艤装の話
~艤装思考中~
現在、魚探をマジックテープで固定してる以外の艤装は全くなし。
前回のルアーの時と同じです。
釣りをしていて思った点について感じたのは「究極には艤装。それは艤装しない。艤装は釣りの邪魔」と言うことになります。
しかし、パドリング中や取り込み時、海中にポチャンを考えると
「艤装は必要」と言う結論です。
当たり前かもしれませんが改めて思った次第です。このあたりを考慮して「楽しむ艤装」をしようと思います。
ここで一端上陸して所用を済ませ。お昼を食べて、釣れた余韻に浸っていました
そうだ、お世話になってるT師匠とたーたんさんに報告しよう!と思い、メールを送りました。
そうだ!かみさんにも先週さんざんバカにされたからメールして名誉挽回だ~!
などなどやってその後、再び出撃。
潮が変わり、体感水温が下がります。
同じように18mラインをテンヤで流しました。
すると押さえ込むような当たり発生!
今日はなんだかついてるな~と思い竿先に持たれた瞬間に鋭く合わせを入れました。
するととんでもない引き発生。
明らかにさっきより強い引きです。竿の胴と言うより手元付近まで曲がる。ヤバイ!
どんどん糸を出されてしまう。ドラグをかなり強めに締めたがそれでも出てしまう。
ハリス3号なのでこれ以上は限界です。
3段引きなので真鯛のようですが引きのリズムが短く底へ底へと引っ張る。
すっかり頭に血が上り、パニック気味のコロニャーです。
が、
根に・・・・・根に回れました
魚かかったまま根掛かり、艇も流されているので魚+根+カヤックの重量=ブレイク!
あ``~~~~~~~~っ!!なっ、なんだよぉ~~~
はい、痛恨のバラシです(大泣き)
(あの感触ブログ書いてる今でも蘇ってきます。)
ここで完全にテンヤが無くなったので再上陸。
先に上陸していたカヤックアングラーお二人と談笑。お一人は、大漁です。マゴチ、底イトヨリ、カワハギ、他。もうひとかたは、チャリコをリリースとの事。とってもここに精通している様です。
色々情報を教えて頂きました。
先程のバラシについて説明すると巨大なハタじゃないかな~とのこと。
え~~~~~~!まじっすか!!勿体なかった~!
逃がした魚はやはりデカイです(滝汗)
しかも、使ってくれ!自作テンヤを差し出してくれました(有り難う御座いました)
さー、再々出撃
と思ったらものすごいやばそうな雲!明らかに大雨を連れてやって来る。
セミドライ着ているからいいやと思い続行していたが、遠くの方でゴロゴロと雷鳴?
雷=即撤収です
テンヤを譲ってくれた方達に御礼を言いたいがまだ戻ってこないので熱々の缶コーヒー置いていかせて頂きました。
片付けを終えて鯛のサイズの測定。
測定の結果、49cm。自己最長の真鯛でした^^
何とも嬉しい一枚です。
そして一つテンヤは思った通り面白い釣りでした。堤防でブイブイ言わせてた黒鯛師にはお奨めです!
と言うわけで、冷えた体を温めなくっちゃ
いひひ、お・ん・せ・んでーす♪
こんな看板で
こんな入り口で
殿方で
ざぶ~ん!うひ~、サイコー!!
外はこんな景色。渓流と新緑を見ながらノンビリです。
ついつい居眠り・・・・一睡もしてないモンね♪
風呂上がりはやっぱこれっしょ!
や~~~、癖になりそうです(*^_^*)
釣りと温泉!良いじゃないですか!!ヤバイです。帰りの渋滞も楽しく帰れました~
そして、バラしたあいつとのリベンジも!!
何かいつものコロニャーぽく無いですね。
全ては偶然が重なっただけ、同じ事がそうは続かないですね。
次回はいつも通り、坊主珍道中ですのでご安心を
と言うわけで、
先週ロストした赤い竿が赤い魚になって帰って来るという神話でした(*^_^*)