すっかり放置していた和竿作りの再開です。いよいよウルシの塗りの工程です。
自分が一番苦手としているところです。
何しろ均一に塗ることが難しい~。
まずは、
淡透のウルシをすこ~しだけ薄め液で薄めて(好みで濃さは調整です。
私は比較的濃い方が好きです)穂持ちのほうから塗っていきます。
おっ、今回は順調に~
あぁぁぁぁぁぁぁぁぁ~~~~~~!
胴の塗りって苦手なんです。
塗ったあと思い出しましたが(10年ぶりなので・・・)、塗りは縦ではなく、竿を回しながら横に塗っていきます。
でも、このあとの工程で修正出来るので気にしないです。
手持ちも塗って2日乾燥です。(凄い人は室を作って乾燥してます。また、塗りの関係からお風呂場で乾燥させる人もいますよ!)
手持ちのコブの部分はウルシを良く吸ってつや消し状態になります。(芽の部分も然りです。)
~2日後~
表面のベタ付きもなく乾燥終了です。
次に耐水ペーパーのエメリー#1000程度?で軽区ウルシの表面を削ります。この作業はウルシの塗りむらを取ったり、糸の毛羽立ちを除去する為です。しかしやり過ぎては逆効果になりますのでさらっと、終わらせましょう。また、このペーパーがけの効果でこのあとのウルシ塗りで皮膜ががっちり食い込みます(アンカー効果です)。どこかにぶつけても竹の表皮まではげることなく済みます。
この塗りとペーパー掛けを3サイクル以上繰り返し、結果的に均一にウルシが塗れたのと同じ状態になります。
最後にまたペーパーをかけます。
ここまで実に1週間かけてやってます。(人によると思いますが・・・)この実働1週間の作業が時間取れないと出来ないんです。
~7日後~
次に手持ちと穂持ち、穂先の糸の部分をオシャレに装います。
ここで、センスと個性を主張です~^^
続きはまた今度で