画寫庵Progressive

松平惟光の写真日言己巾占。

明石のタコに調理されそうになる

2007年08月17日 | 明石のひみつ

またタコをまるごと買って参りました。
今回は人にあげるため、簡単な下ごしらえをしておいて
発送するのです。

なるべく新鮮なものがいいだろうと思い、昼網が入荷する時間帯に
魚の棚に行って参りました。
お盆休みの店も多く、手に入るかどうか少し心配でしたが、
わずかながら開いてる店はみんなちゃんとタコを扱っていました。

というか、ほぼタコしかない。

あるお店で買おうとしたところ、こちらの願いが通じたのか
よりによっていちばん活きのいい、
活きの良いというのはつまり、店頭に並べられたケースの中で這っている
あまつさえ路上に逃げようとしてお店のヒトにつつき返される
そんな活きの良さです。

…あの、もっとぐったりしてるのでよかったんですけど。

そしてウチに持ち帰り、袋から出してまな板の上に置いたら



タコ、ダッシュで逃げようとします。

少しは弱っているものの、とりあえず足に絡まれたら
こっちの身が危ないというか、
腕に吸盤の跡のある男ができあがってしまいます。
なんとかまな板の上に戻し、氷に投入するべく
はがそうとするもはがれません。まな板が浮き上がります。



まな板を持ち上げたら(↑垂直に持ってます)
しっかりと貼り付いているし!

おそるべし。さぞかしうまかろうと思いつつ
悪戦苦闘の末ようやくさばき終えました。

汗だくになったのは猛暑のせいばかりではないと思います。